三国志ー趙雲伝ーあらすじ27話
「公孫軍に入る」
趙子龍たちは袁紹軍(えんしょうぐん)に入るため冀(き)州へ行きます。
そこで趙子龍は高則を見かけ、私を待っていたのか?と聞きます。
高則は、誰かに仕えると聞き まずは冀州の袁紹を訪ねるだろうと思ったから待っていた。袁紹は同盟軍の盟主だったが韓馥(かんふく)から冀州を奪い自害に追い込んだと話します。
趙子龍は、前の韓馥は死んだのか…腹心たちは?と尋ねます。
高則は、韓馥に忠実な者たちは皆 殺された。卑劣な袁紹は お前の主君にふさわしくない。常山郡を出ると決めたなら天下の情勢を学ばねばと話します。
趙子龍は、そんな話をするために ここまで来たのか もの好きだなと
言います。
高則は、私は お前を買っている。お前には誠の英雄になってほしいと願っている。それに友の旅立ちなら見送りに来るのは当然だと答えます。
趙子龍は、本当は また会うなんて思ってもいなかったのだろ?私が生きていて不思議だとは思わぬか?と聞きます。
高則は、確かに不思議だ。だが喜ばしいことだと答えます。
趙子龍は、今後は自分の仲間は大切に守るつもりだと言います。
高則は、警戒は怠らぬほうがよい。お前が死んだと思うとむなしかった。だが目の前にいるお前を見て再び やる気が湧いたと話します。
趙子龍は、私が死にかけたのは 自分のせいだと白状したな。お前は私のみならず擎児まで手にかけた!いつか必ず私の推察が正しいと証明すると擎児の恨みを晴らすと言い放ち立ち去ります。
趙子龍は柳慎と捨妹と食事をしていると、そこで袁紹の兵が傍若無人に振る舞うのを見て仕えるのをやめて、幽(ゆう)州の公孫瓚(こうそんさん)を訪ねることにします。
公孫瓚の軍に入ったものの、子龍と柳慎は無名の兵として後方部隊に送られ馬の世話をすることになります。
そんな時、公孫瓚の弟が待ち伏せに遭って殺され、袁紹の仕業と思い込んだ公孫瓚は、袁紹に戦いを挑みます。
そんな中、公孫瓚の娘の宝月は牢に入れられていた趙子龍と柳慎を
出してやり、子龍と軽衣が仲違いしたことを聞いて心中 喜びます。
周さんと捨妹が50人の兵を率いて公孫軍がやって来ます。
袁紹と公孫瓚の戦いが始まろうとしていた時、趙子龍たちが気が付き駆けつけます。
つづく
三国志ー趙雲伝ーあらすじ27話
(感想)
宝月は趙子龍が好きなんだよね~~🤗
父親の公孫瓚と娘の宝月の関係が、すごく羨ましいな…