秘密の扉 あらすじ1話

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「貸本」

ー英祖30年ー
世子のイ・ソンは身分を隠して、画員のシン・フンボクを連れて街に出かけます。

2人は国法で禁じられた〝貸本〟の取引を試みますが、本を借りるのが
こうも難しいとはな…おかしい 間違ってる…と話します。

そんな中、2人は武官に怪しまれ声をかけられた時、偶然、貸本業の娘
ソ・ジダムの機転で助けられその場から逃げます。

ソンは貸本の取り締まりの厳しい現状を目にして、代理聴政の権力を
行使して、民間の貸本業はもとより出版と流通も許可しようとしますが、
重臣たちの猛反対を受けるのでした。

少論派のパク・ムンスは勝利したと喜ぶソンに、私が目にしたのは
舌戦に勝ち 政治で負けた 愚かな世継ぎの姿です。民間への出版許可は
実現できずに終わるでしょうと忠告します。

ソンは、意外ですね。先生が老論派どもの肩を持つとは…と言います。

パク・ムンスは〝老論派ども〟?見下すから負けたのです。言い負かすのではなく
説得しなくてはと諭します。

ソンは、とても単純な話です。民に小説を与えるだけですよ!と言います。

パク・ムンスは、単純ならば なぜ400年も禁じられたのですか?なぜ王様は
許可しなかったのでしょう。本来ならば王様のご意見を伺うべきでした…世子様
単純に見える問題でも400年続く国法を改正するならば まず
ご相談すべきです。王様を敵に回すことになりますぞ!と進言します。

ソンは、敵?お言葉が過ぎますと激怒します。

パク・ムンスは、世子様のお役目は あくまで代理聴政なのです。君主の
権力は行使できても。まだ君主ではありません!と忠告します。

ソンは、私に権力を与えたのは他でもない父上です。先生が敗者と称したこの私の、
民を慈しむ気持ちこそ父上のお心ですと言います。

そんな中、英祖は世子に譲位を宣言します。

嬪宮は、譲位は警告です…〝世子の座を揺るがすぞ〟という意味です。
還暦を迎えた今でも王様は年若い女官たちを御寝所に召され、次々と側室に加えています。
何より昭媛ムン氏が王の子を身ごもっています。もし王子が生まれでもしたら、
世子の王位継承権が脅かされます。対策を立てねばなりませんと話します。

15年前 東宮殿
世子イ・ソン(5歳)の時も英祖が譲位すると言い出し、王様に
慟哭するのです。お考え直しくださいと泣き続けるのです。
王様が譲位を宣言されたら酷暑や厳寒でも時を問わず、むしろに座って
再考を請います。宣言が撤回されるまで食事も睡眠も許されません…と
教えられたことが思い出されます。

シン・フンボクは連判状を持って世子に会おうとしますが、譲位の撤回を
訴えているので会うことができず、手紙を渡します。

つづく
(感想)
フンボクは殺されちゃうのかしら?ハラハラドキドキ!(◎_◎;)

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