千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ31話
「屈服などしない」
崇徳宮主は蕭太后の企みだと知らず、一騎打ちの相手がチャンだと分からず
深い傷を負わせてしまいます。
崇徳宮主は倒れた相手の仮面を取ると、チヤンだと分かり動揺し、生きていてくれと祈ります。
チヤンは蕭太后の情夫ハンに医術を受け生死の境をさまよいます。
崇徳宮主は、死ぬかもしれぬのでそばで最期を看取ってやれと、チヤンの
所に連れて行かれます。
崇徳宮主は意識のないチヤンに、死んだらダメだ…生きて一緒に高麗に
帰ろう…この異国の地で無念の死を遂げてはならぬ…そなたを死なせて
自分だけ生きられぬ…目を覚まし そなたの本心を もう一度 聞かせてくれ…
私も…心が揺れている…と告げるのでした。
チヤンはようやく意識を取り戻します。
崇徳宮主は、生きていてくれて ありがとう…死ぬのではと心配したと言います。
チヤンは、申し訳ありません…あの者たちに脅されたのです。生きたいがために
宮主様に剣を向けました…と謝ります。
崇徳宮主は、結局 剣を持つ手を止めたではないか。そして私がそなたを刺した。
危うく殺してしまうところだった…いっそ私を殺してしまえばよいものを何度
助けられたことか…屈辱を受けるのなら死んだほうがマシだと
話します。
チヤンは、生きねばなりません…宮主様が死ねば私も死にます。私が告白したことは…
嘘ではありませんと崇徳宮主の手を握ります。
しかし、安堵もつかの間、蕭太后に私の臣下にならぬか?と言われ、
最後まで屈服しなかった崇徳宮主は、捕虜と共に過酷な労働を強いられる鉱山に
送られてしまうのでした。
それを聞いたチヤンは蕭太后に、宮主様を解放なさり捕虜の高麗人たちと共に
国に送り帰してください。それが契丹にとって利益となりましょう。
宮主様を高麗の英雄に仕立て送り帰すのです。宮主様は王と折り合いがよくありません。
朝廷も宮主様と王それぞれを支持する派閥に分かれています。また今回の戦争で
王は高句麗の旧領を契丹に譲ろうとしました。
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ31話
一方、宮主様は今まで戦ってこられたのですと話します。
ハンは、宮主を救国の英雄に仕立てて送り帰せば内紛が起きると?と聞きます。
チヤンは、その通りです。そうなれば高麗は二つに分裂するやもしれません。
太后様 この好機を逃してはなりませんと訴えます
蕭太后は、それはならぬ!私に屈する者は栄華を保証してやり、刃向かう者には
苦痛を与えるのみ。これが私の法だと受け入れないのでした。
チヤンは、それで私も宮主様が行かれた鉱山にお送りくださいと言います。
蕭太后は、望みをかなえてやろう!再び お前の主人を説得せよと命じます。
一方、カン・ジョは崇徳宮主を見つけ出すため、高麗の使臣団に加わりますが、
崇徳宮主が亡くなられたと宮主の鎧を見せられます。
しかし、カン・ジョは受け入れられず、宮主様は絶対に生きておられます!と
飛び出し泣き崩れます。
つづく
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ31話
(感想)
崇徳宮主は意志が強いというか、信念を絶対に曲げないと言うか
あの性格は生きづらいだろうね〜
崇徳宮主に好意を抱くカン・ジョが、チヤンと崇徳宮主が心を通わせてることを知ったら
亡くなることよりショックかも…