三国志ー趙雲伝ーあらすじ25話
「美女連環の計」
ー長安ー
呂布(りょふ)は董卓の目を盗み貂蝉(ちょうせん)に会いに行きます。
貂蝉は呂布に、今頃 会いに来ても遅すぎます…と逃げようとします。
呂布は、王允(おういん)殿はそなたを私に嫁がせると言った。なぜ こんなことに?と問います。
貂蝉は、分かりませんか?義父は私があなたをお慕いしているのを知り嫁がせようとした。そして私を太師の董卓の屋敷に送り届けたのです。まさか…董卓が突然 邪念を抱き強引に私の操を奪うなんて…と
ウソを言います。
呂布はその話を信じ込み、ひどい話だと憤ります。
貂蝉は、命を絶ちたかった…でもあなたに真相を告げずに死ねないと思い屈辱に耐え生きてきました…私は汚れた身…来世で会いましょうと去ろうとします。
呂布は、悪いのは あの男だ。そなたに罪はない。どうか安心してくれ。そなたへの想いは今も変わらぬ。ただ監視の目が厳しく本心を伝えられなかった…と告げます。
貂蝉は、信じてよいですか?と聞きます。
呂布は、この世に 我が命のある限り そなたしか娶らぬと誓うと告げます。
貂蝉は、どうか救い出してくださいと言います。
呂布は、事は重大だ。慎重に考えねば…と答えます。
貂蝉は、私を想っているなら このまま連れ去ってくださいと迫ります。
呂布は、まだ董卓には逆らえぬ。機が熟せば必ずそなたを救い出す。そろそろ董卓が帰って来る頃だ。また来ると帰ろうとします。
貂蝉は、ならば命を絶つと身投げをしようとしたため、呂布が止めようともみ合いになります。
そこに董卓が帰ってきて、呂布を殺すと息巻きます。
李儒(りじゅ)は董卓に、呂布は誰もが認める名将です。女1人のために敵に回すのですか?太師が ここまできたのも呂布の力が大きい。もし反旗を翻されたら、数十年の苦労が水の泡となりますと説得します。
董卓はその説得に思いとどまります。
董卓と呂布を仲違いさせようと策略する貂蝉は、今度は董卓に呂布がよからぬ思いを抱き襲いかかってきたのだと泣いて訴えます。
しかし、董卓は側室の1人である貂蝉を呂布に譲ろうとします。
それでは困る貂蝉は、命を絶ちますと言います。
董卓は、そばにいてくれと止めます。
貂蝉は、私は死んでも呂布には嫁ぎません。太師に捨てられるなら
世を去りますと告げます。
董卓は、そなたに無礼を働く者はこの手で斬ると誓います。
貂蝉は、太師がお留守の時にまた呂布がきたら どうすれば?と聞きます
董卓は、今後は参内せぬ。毎日 そばにいてやろう。ここに見張りの兵を置く。どうだ?と貂蝉の思惑にはまります。
一方、趙子龍たちと義勇兵たちは武術の訓練をしていました。
そんな中、趙子龍は軽衣に会いに行きますが、高則と軽衣の婚儀が近いことが分かり、会わずに帰ります。
捨妹は趙子龍に、軽衣さんもつらいはずよと言うと、2人は夏侯家の下働きに潜入します。
つづく
三国志ー趙雲伝ーあらすじ25話
(感想)
絶世の美女 貂蝉が男を落とす秘策には脱帽します😍😍