三国志ー趙雲伝ーあらすじ37話
「水鏡(すいきょう)先生」
宝月は幽に戻る途中、袁紹(えんしょう)が幽州を攻め落とし
戦に敗れた父の公孫瓚(こうそんさん)が自害したことを知ります。
子龍は柳慎、飛燕、捨妹たちと合流しますが、劉備(りゅうび)はすでに曹操(そうそう)のもとを去っていました。
一行は劉備の後を追って徐(じょ)州へ向かいます。
その道中で 1 人の老人が道をふさぎます。老人は子龍だけを、あれこれこき使い、子龍は黙って従います。
そんな子龍に老人は、趙将軍の情け深さには誠に頭が下がる。先ほど皆に無理を言ったのは趙将軍の辛抱強さを試すためだったと話します。
名を聞く子龍に老人は、司馬徽(しばき)と申す。字(あざな)は徳操人呼んで〝水鏡先生〟だと答えます。
名を聞いた子龍は、水鏡先生 ご高名は かねがね。以前 龐統先生から伺いました。水鏡先生を心から尊敬していると…と伝えます。
水鏡先生は、お前たちに行くべき道を教えて進ぜよう。劉備に仕えるため徐州へ行くのだろう?実はこのところ天下に新たな動きがあった。曹操が20万の軍勢で徐州を攻め張飛は行方知れず。劉備は冀州の袁紹のもとへ。関羽は曹操の軍門に降ったと話します。
その頃、徐州は曹操の大軍に攻められ、劉備たち三兄弟は散り散りになっていたのでした。
つづく
三国志ー趙雲伝ーあらすじ37話
(感想)
仁と義を大切にする関羽に、趙子龍と同じ志を感じたんだろけど🤔