「命懸けの救出」
リンはパク領議政に捕らえられ、トハもサダムの手中に落ちてしまいます。
スリョンはトハ頬を打ち、お前のせいだ!いつもそうだ。お前ごときの
せいで大君様の身が危うくなる!分からぬか?お前には何もできぬ。
大君様のためを思うなら死ね!大君様はお前のような卑しい巫女が慕って
よい方でわない!と責めます。
トハは、分かってます!と叫びます。
サダムはスリョンに、私の巫女です!どうかお控えくださいと言います。
一方、あの世に向かったムソクの魂は、三途の川にたどり着こうと
していました。
その頃、サダムは蒼天塔の完成が近づき、龍神様の昇天も近い。
これで龍神族の世がやってくると高笑いします。
トハは龍神様を蘇らせるというサダムの計画に、龍神を昇天させる
ためには、自分の血が必要だと知って毒を飲み、死のうとします。
そんな中、パク領議政はリンを殺そうとしていましたが、サンホンが
ひとりで救出に向かいます。
しかし、リンが殺されそうになった時、リンとサンホンは、突然姿が
消えてしまうのでした。
リンはサンホンから受け取った薬を飲み、ムソクをこの世に連れ戻しに行きます。
ムソクはこの世に戻りますが、リンは目を覚まさないのでした。
その頃、リンはリンが無事だと分かるまで解毒剤は飲まないと
サダムに言います。
一方、リンが目覚めます。
サンホンはリンとムソクに、御宝を見つけましょうと言います。
ムソクは、御宝とは玉璽のことですか?と聞きます。
サンホンは、違うます。王室代々…もっと遥か昔、この地を治める者のみ
許された宝、それが御宝です。パク領議政が手に入れる前に、
見つけ出さねば…今はトハより御宝が先ですと言います。
御宝はチョンス大妃が持っているのでした。
つづく
(感想)
リンが命がけでムソクを助けに行き、この世に戻ることが
できたけど、トハはサダムにも捕まっていて苦しんでいるんだよね。