「御宝の在りか」
リンは大妃から受け取った代々王妃に受け継がれる指輪を手掛かりに、
その指輪が御宝の在りかを教えてくれると言う記憶を思い出します。
一方、あの世から生還したムソクは武術の訓練を再開しますが、
傷を負った体は以前のように動かないのでした。
サンホンは、以前のように体を動かせません。鬼神も見えるで
しょう。鬼神に関われば傷はさらに深まりますと話します。
ムソクはリンの守護鬼神3人衆が見えるようになります。
そんな中、守護鬼神のランイが、リンの持っている指輪に気が付き
大妃様からもらったの?と聞きます。
リンは驚き、知っているのか?と聞きます。
リンはサンホンたちに、この指輪が御宝の在りかを示しますと
伝えます。
ランイは、それが御宝を見つけてくれるなら、手掛かりは指輪の中よ!と話します。
リンはムソクと森に向かい、指輪に導かれ御宝の笛を発見します。
リンはムソクに、この地の王に伝えられてきた万波息笛だと告げます。
一方、パク領議政は、リンを大逆罪人に仕立て上げ、御宝を持って
来なければ大妃の命が危ないと御触れ書を出しますが
リンはキサン君に、御宝の万波息笛を渡します。
大妃はキサン君に、御宝をリンにお譲りください…御宝の力で
謀反を食い止め、この国と王室を守らねばなりません。ですが王様に
その神笛は吹けなかった…音を出すことができぬ限り その御宝は
無用の長物だと言います。
王のキサン君は、おばあ様 それはつまり…と言います。
大妃は、リンに譲位しなさい!と告げます。
その時、パク領議政は、命が惜しければ御宝をください!と叫びます。
キサン君はパク領議政に、そなたに御宝をやろう!と言います。
リンと大妃は、王様 いけませんと止めます。
キサン君は、誰に渡しても私にとっては同じこと!音も出ない
古い笛が国を守る王室の象徴とは思えない!と御宝を渡してしまうのでした。
パク領議政は兵士にリンを切り捨てよと命じます。
大妃はリンを守るために切られてしまい、御宝はお前のものだ…
どうか聖君になりなさいと気を失います。
リンは、決して許すものか…と誓います。
リンは王宮へ行きパク領議政に、この私が天に代わってそなたを
成敗すると剣を向けます。
つづく
(感想)
リンは1人でパク領議政を倒しに行ったけど大丈夫かしら?