「神弓と神笛」
キサン君がパク領議政に譲位し、王位に就こうとするパク領議政に、
リンは、逆賊である領議政を放っておくのか?と朝廷の臣下たちに
怒ります。
リンはパク領議政を結界に引き込み、龍神イムギの石像を見せ、
サダムの力の源だ。そなたを国王にするという、サダムの約束は
偽りにすぎない。イムギが昇天すれば この国は龍神族に支配される。
目を覚ますのだ領議政!と言います。
パク領議政は、サダムだのイムギだの御託を並べおって…自分が王に
なりたいだけだろ!と剣を振り回します。
リンはパク領議政から御宝を取り返すことに成功します。
意識を取り戻したチョンス大妃は、キサン君にリンに譲位をなさって
くださいと話します。
キサン君は、なぜリンばかり目をかけるのですか?と悲しそうに聞きます。
チョンス大妃は、どちらが大切かという問題ではありません…
この王室を最後まで守り通せるのは誰なのかが重要なのです。
祖母の最後の頼みです。譲位なさってくださいと懇願します。
一方、リンもチョンス大妃の部屋に行きますが、御宝を狙うサダムが
現れ、チョンス大妃の命を奪ってしまいます。
そんな中、パク領議政はリンを大妃殺害の罪を着せようとします。
リンの守護鬼神のランイはトハに、もうすぐこの世を去る時が来た
からよ。大妃様もお亡くなりになり私までされば、リンのそばには
誰もいなくなる…リンはとても孤独なの。どうかリンをよろしく頼むわと
指切りをします。
その頃、パク領議政はサダムを処刑しようとしますが、もう反撃を
受けて投獄されてしまいます。
一方、夜警軍は龍神イムギを倒すことのできる唯一の武器神の弓を
探すことにします。
そんな中、スリョンが父のパク領議政を助けて欲しいと頼みに来ます。
リンは、今はサダムの力が強まり今はどうにもできぬ。サダムの力の
源を絶つ神の弓が必要だと話します。
スリョンは、もしや 青銅の弓のことですか?と聞きます。
リンは、その弓を見たのか?と聞きます。
スリョンは、昭格署の祭室に置いてありました…と答えます。
その話を聞いたリンはサンホンに、罠だとしても行かねばなりません。
必ず神の弓を手に入れます。父上がなさったようにイムギを
滅ぼしますと告げます。
夜警軍は神の弓を手に入れますが、サンホンが預かっていた御宝を
サダムに奪われてしまうのでした。
その頃、リンはイムギに神の弓を放とうとしていましたが、サダムが
現れ御宝が呼び寄せたのですと話します。
サダムは、神の弓を破壊できる武器は、この世にただ一つ…この御宝
の万波息笛です。神の弓は天が下した武器。この万波息もまた神笛と
呼ばれる天の品。この神笛が その神の弓を打ち砕き龍神様を守る
だろうと対決します。
神の弓は破壊されてしまうのでした。
神の弓は破壊され御宝の万波息笛も奪われましたリンは、
私のせいだと悲観します
トハは、まだ終わってません。私を生けにえにせぬ限り昇天は
不可能ですと自分を責めないでと言います。
トハはサダムのところにこないと、族長とマゴ族の者たちは死ぬと
脅されついて行きます。
一方、ランイはサンホンに、我が子のためならこのまま消滅しようと
悔いはないと告げます。
昇天式が行われる日、トハは生けにえになり、夜警軍は助けに行きます。
つづく
(感想)
龍神が目を覚まし、トハは生けにえに!リンたちは助けることが
できるかしら?