「サダムの秘術」
リンはトハの助けで鬼気から抜け出すことができ、自分が正気に
戻ったことを知らないサダムに、憶鬼に取り憑かれたフリを続け、
油断させます。
そんな中、憶鬼を倒すには四方を囲み結界を張るひつようがあるが
人数が足りないという話を聞いた元夜警軍のメン・サゴンは、
俺がやりますよ。俺の実力を見せ付けてやると復帰を宣言します。
リン、ムソク、トハは共に結界を張り憶鬼を倒します。
リンたちはは逃げたサダムを追いかけ、ムソクは護符を飛ばしますが
効かないのでした。
トハも戦いますが、サダムに跳ね返され首を絞められます。
リンは渾身の力で四寅斬邪剣でサダムの心臓を貫き倒します。
確実に消滅させるために、死体を焼き払います。
怨鬼が入った杖を焼きますが燃えないので、杖を封印することにします。
翌日、王様に会いに行くと、サダムが生きているのでした。
リンは驚愕します。
サンホンは、死体を変化させる秘術を使ったのかも…倒したのは
偽のサダムだったではと推測します。
そんな中、キサン君は塔の建設現場で落石事故に遭いそうになり
ムソクが危険を感じ助けます。
命の危険にさらされたキサン君は反逆者を探し出すと憤り、
無実の民を監禁し生贄にしようとサダムにそそのかされます。
サダムはスリョンに、私が操る鬼神の人形ですと、トハとそっくりの
娘を見せます。
サンホン、リン、ムソクは、監禁されている民たちを逃がします。
一方、トハはスリョンに呼び出されますが、スリョンが出した飲み物
のせいでめまいがして倒れてしまいます。
そして、鬼神の人形が偽のトハになり、宿に帰ってきます。
ムソクは鬼神のトハに、鬼針盤が壊れたと打ち明けると、
偽のトハは、私が鬼針盤の代わりになると言い、ムソクにいい寄ります。
そんな二人を見たリンは、何をしていると怒ると、もう1人のトハが
現れます。
つづく
(感想)
2人のトハを見たムソクとリンは、どちらが本物か分かるかしら?