千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ3話

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千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ3話「暴君の悲しみ」

皇帝の景宗は渤海遺民を皆殺しにしろと命じたことにより、重臣が止めると
逆上し剣を振り上げます。

思い余って崇徳宮主は景宗に震えながらも、おやめになってください。
あの人の言う通りです。民にとって天に等しい陛下が罪なき者を 殺めるのですか?
と抗議します。

景宗は、朕を諌めるとは こやつは気が触れたか!無礼者!と剣を振り上げます。

そこに重臣の1人が、その方は皇帝陛下のいとこに当たる方で明福宮様の
孫娘でございますと告げます。

それでも、景宗は渤海遺民たちを殺す!俺は皇帝だ!と聞く耳を持たず、
崇徳宮主は、なりません!幼児に何の罪が?と はむかいます。

逆上した景宗は崇徳宮主から殺すと言って剣を振り上げた時、彼女の姿が亡き母の
面影と重なり、突然 〝母上〟と呼んで気絶してしまいます。

この騒動を黄州明福宮の陰謀ではないかと疑う新羅系臣僚たちは、これを好機に
黄州勢力を抑えようと、明福宮の孫で皇位継承者の1人であるワン・チを
消そうともくろみます。

意識が戻った景宗は崇徳宮主に、お前の祖母が皇帝に盾突けと教えたのか?と問います。

崇徳宮主は、皇帝でも やっていいことと、やってはいけないことがあると
答えるのでした。

帰宅した崇徳宮主は祖母に叱られ、渤海の人々が あまりにも気の毒で…
思わず つい…と渤海人も、高麗人と同様 高句麗の血を受け継いでいます。
同胞なのです。また飢えた遺民を収容所に入れておくのも道義に反しますと告げます。

そんな中、皇帝が渤海のカン将軍を崇徳宮主に遣わします。

祖母は渤海のカン将軍の素性を知らぬ限りこの家に受け入れられなれぬと言います。

カン・ジョ将軍は、私の祖父は渤海が契丹に屈するや自決したカン・ホ大将軍です。
その後 私の父はヨル・マナ様(渤海の初代王)にお仕えし、渤海遺民の国 定安国を
建てるため生涯をかけました…ですが王が危篤に陥ると、オ・ヒョンミョンが謀反を
起こしました。父は反乱軍と戦い命を落としたのです。私は婚約者とその家族を連れ
逃げましたが兵士が追って来て、婚約者とその母は命を奪われ、私は父が建てた
定安国で裏切られ婚約者まで失った。行き場がありませんでした…ゆえに兄弟の国を
信じて高麗に向かい…この国に来たのです。しかし 兄弟として迎えられませんでした。
私たちは国境を侵したよそ者と見なされましたと答えます。

祖母は、高麗と我が家門のため忠誠を誓えるか?と問います。

カンカン将軍はひざまずき、お嬢様は遺民のためにその身を挺し、私の命も
救ってくださいました。この首を差し出しても返しきれぬご恩ですと
答えるのでした。

崇徳宮主とカン将軍は渤海遺民の収容所に行き、なき婚約者の妹のチョン・ヒャンビと
再会し、家に連れて来ます。

一方、祖母の黄州明福宮はソルを助けてくれた慶州院君とカン公にお礼を言います。

祖母はカン公に素性を明かすように言います。

カン公は、私の父は太祖陛下にお仕えした功臣カン・グンジンです。

祖母は、私の息子の件でなくなったカン公のご子息なのか?と驚きます。

カン公は、さようでございますと答えます。

祖母は、慶州院君とカン公が、さすらいの身なら黄州に来てください。
一緒に暮らしましょう。生き残った皇族はわずかですと提案します。

そんなある日、崇徳宮主は祖母から皇帝陛下に嫁がないか?と聞かれます。

つづく
(感想)
祖母の黄州明福宮は、皇帝陛下が崇徳宮主を〝母上〟と呼び
暴君の陛下が彼女の意見を素直に聞き入れたと聞いて、
嫁がないかと提案したのかな〜?

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