千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ69話
「決意」
トギョンは息子に会いに行き、そこでサリャンの着物を着た黄州小君を
見て驚きます。サリャンが小君の身代わりになったことを知らされます。
一方、千秋太后は黄州小君が死んだと知らされ、悲しみと自責の念と
喪失感で打ちひしがれます。
宮殿では反乱を招き、反逆者の子供を産んだ千秋太后の退陣を求める声が強まります。
しかし、カン・ジョだけは激しく反発して千秋太后を守ろうとします。
千秋太后は引き際をわきまえ潔く宮殿を出ようと決めます。
そして大良院君のもとへ宮殿からの迎えが着く頃、最後までチヤンの愛を
信じたい千秋太后は、ある決意を胸にチヤンのもとへ向かいます。
千秋太后はチヤンに、尋問場でない所で、尋ねたいことがあるのです…
私に近づいたのは最初から私を利用するためですか?と問います。
チヤンは、そうです…あの時 明福宮を襲撃したのも、太后をおびき寄せるための計略でした…
その作戦で多くの部下が死にましたが成功を収めました。太后に近づくのが最初の
目的でしたからと答えます。
千秋太后は、私がそなたと結ばれず 小君を産んでしなければ計画を成就できなかったのでは?
と聞きます。
チヤンは、夫を失った寂しい女を誘惑するのは簡単です…太后さまを落とす自信が
ありましたと答えます。
千秋太后は、嘘に決まっています。ならば なぜ契丹で私を救ったのですかと聞きます。
チヤンは、太后様が死ねば目的を果たせぬからです。実際のところ太后が無謀で
私は死にかけました。太后は女として いささかも魅力のない人でした。私は太后の
政治的な力を望んだだけです!と話します。
千秋太后は、それでも…私は本気でした…亡き夫に負い目を感じながらも
心からそなたを恋い慕っていました…それゆえ息子に反対され人々に白い目で
見られながらも そなたの子を産んだのです。いつか宮殿を出て そなたと
睦まじく暮らせると信じ…それなのに こんな仕打ちをするのですか!と
涙をこらえ言います。
チヤンは、太后は私の大業の踏み台だった…太后は私の目的の手段に過ぎなかった!
一緒に過ごした日々は思い出したくもない!と心とは裏腹な
言葉を告げます。
千秋太后は、私は…心からそなたを慕っていた…と涙を流します。
チヤンは、私は…一度たりとも そんな思いを抱きませんでした!と言い放ちます。
千秋太后は、そなたは私の愛を裏切った…そして私の夢を奪い息子を死なせたのだ…
とチヤンの胸に短刀を突き刺します。
つづく
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ69話
(感想)
チヤンの愛を信じたい千秋太后…
千秋太后を愛するがゆえの嘘をつくチヤン…
2人の愛は深かったけど、宿命が2人を引き離したんだと思う(;ω;)