「引き離されて」
成宗はサガムンの放った毒矢が肩をかすり、意識を失い危険な状態になりますが、
一命を取り留めます。
朝廷では暗殺未遂事件の首謀者はスであるとする新羅系と、スを擁護する
北方系の臣僚らが激しく対立します。
意識の戻った成宗は、首謀者は崇徳宮主だと誤解し、ソンを連れて開京に戻ろうとします。
それを知ったスは、成宗のもとへ駆けつけ身の潔白を訴えます。
しかし、成宗は耳を貸さない上、ソンにも冷たく当たるようになります。
そんななかガムチャンはひそかに事件の真相を調べます。
スはソルと慶州院君を訪ね、2人だけの問題ではない。いい大人が軽率すぎます。
これが知れれば明福宮も終わりと反対します。
慶州院君は、一生 身を潜めます。富や権力も欲したりしません。ここにいられぬなら
高麗をさるつもりです。それでも許されぬのですか?と問います。
ソルは、どうか私たちを認めて…ずっと恋慕ってきた方よと頼みます。
スは、バカな子…なぜ険しい道を選ぶのだと説得します。
ソルは、生まれて初めて手にした幸せだものと言います。
スは、天下に知られたらタダではすまぬ…殿下に知られてはなりません。
殿下は儒学に心酔され理解してはくださらぬと言います。
慶州院君は、承知の上です。用心いたしますと答えます。
スは、世を忍ぶ人生でも後悔はしませんね?と問います。
慶州院君は、この人と別れることになれば それこそ後悔しますと告げます。
スは、何があろうとソルを守れますね?と問います。
慶州院君は、ソル様のためなら命もなげうてますと誓います。
一方、ソンは成宗から、お前の母は延興宮主ただ1人なのだ!お前が私に
逆らうなら崇徳宮主もろともタダでは置かぬぞ!崇徳宮主を守りたければ近しくしては
ならぬ!と命じられます。
そんな中、王后が亡なりスは成宗から、王后の娘のソン姫を託すと言われます。
スは、お任せください…明福宮を手放し崇徳宮に移ります。それゆえ
我が子をお守りくださいと頼みます。
成宗は、私に従うという理由が解せませんな。いつから私に従順に?
崇徳宮の件はなかったことに。二度と開寧君に会わせませんと言い放ちます。
スは、約束が違いますと言います。
成宗は、開寧君はもう そなたの子ではない。そして私たちの縁も終わりだ。
もはや妹とは思わぬと告げるのでした。
つづく
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ15話
(感想)
兄妹って仲が悪くなると他人よりひどいよね〜
スが男で、成宗が女だった方が良かったよね(#^.^#)