千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ55話

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千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ55話

「たとえ我が子でも」

穆宗の画策で堕胎させる毒の入った煎じ薬を渡された千秋太后は、
口に入れようとしますが、間一髪でチヤンが阻止します。

チヤンは侍医に、私の目を見よ!間違いなく何か隠しておるな?もしや
煎じ薬に毒を盛ったのか?やけにうろたえておるな。薬に毒を混ぜたのか?と剣を抜きます。

侍医は、毒ではございません。毒を混ぜるように陛下に命じられました…
流産させる薬ですと打ち明けます。

チヤンは侍医に代わりにその薬を飲むように命じます。

そして、侍医が血を吐き亡くなったことで、千秋太后は懐妊を阻むだけでなく、
命まで狙われていることに愕然とします。

ヒャンビもまた毒味をしたため、血を吐き意識を失います。

無味無臭の毒だったため特定ができず解毒ができないのでした。

そんな中、臣僚たちは穆宗の意志に同調し、大良院君へ譲位させて
千秋太后を摂政から退かせる進言をします。

千秋太后は退くつもりはないとしてこれを認めず、さらに大良院君を寺に出家させます。
それは、出家させることが政争の中あの子を守る唯一の方法だと考えたのでした。

千秋太后は穆宗を呼び、お腹の子に皇位を継がせまいと母に毒を盛ったのですね!と言います。

穆宗は、男児が生まれればチヤンは私を廃し、その子を皇位につけます。
だからその前に院君へ譲位しようとしましたが、母上に阻まれました。
皇帝として 皇統だけは守りたかったのですと告げます。

千秋太后は、こうも簡単にお認めになるとは…いくら憎くても私は陛下を産んだ母親です。
陛下を奪い返すため先王と闘った母親です!それなのに そんな母親を殺そうとしたのですか?
と責めます。

穆宗は、殺すですと?流産させるだけで母体には害のない薬でしたと言います。

千秋太后は、嘘でしょう。その薬を飲んで侍医は死に、ヒャンビは意識不明です!
と夜中に臣下たちと何を話したのですか?母が死ねばこの国に平和が訪れ、
枕を高くして眠れそうですか!虫けらでさえ親を殺したりしません!と激怒します。

穆宗は、違います!誤解です!あり得ません。私は流産する薬を飲ませるように
命じましたと弁解します。

千秋太后は、いいえ。もう何を言おうと信じられません。陛下は私の胸を引き裂きました。
誰にも言えぬ この心の痛みをお分かりですか?はっきり言っておきます。人倫に背き私を
殺そうとしたことは あえて忘れましょう。忘れるように努力します。ですが 私の国を
滅ぼそうとする者は断じて許しません!それが たとえ我が子でも!と2度と顔を
見たくありません!と言い放ちます。

一方、サムガンはトギョンに、太后様の薬に毒を盛ったろうと聞きます。

トギョンは、そうだ…と答えます。

サガムンは、俺を裏切ったのか!とトギョンの頬を殴ります。私を捨て国に
戻りたかったのか?と聞きます。

トギョンは、ハン様の命令だ。あの方は私の家族を救ってくれた恩人だ。
命令には背けなかった…と答えます。

サガムンは、愚かな奴だ…これが知れればお前は殺されると言います。

トギョンは、構わぬ…と答えます。

サガムンは、お前だけでなく 私も無事ではない…毒の件は…2人の秘密だ…
私はお前を手放せぬ…いや手放さないと抱き寄せます。

数日後、ヒャンビは意識が戻ります。

カン・ジョはヒャンビを生きていてありがとうと抱き寄せ、妻にすると
決心します。

一方、チヤンはサガムンに、カン・ジョの婚礼の日に崇教寺にいる大良院君を殺せと命じます。

つづく

千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ55話
(感想)
千秋太后は穆宗が毒を盛ったと誤解してるけど、それでも自分が産んだ
息子を守ろうとカン・ジョに誰にもそのことを知られてはならないと
口止めしたよね〜

それに、亡きソルの息子の大良院君の命を守るために出家させることに
したのも仕方のないことかもね…

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