開封府〜北宋を包む青い天 あらすじ27話

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開封府~北宋を包む青い天あらすじ27話

「踏み出した一歩」

包拯は仁宗に、明月子築の火事は、火は中から出た。室内から出火しましたと断定します。

仁宗は、なぜ部屋の中からだと分かる…と聞きます。

包拯は、調べました。火事の現場をと言います。

仁宗は、火事の混乱で焼け跡は雑然としておるのに憶測で物を言うでないと言います。

包拯は、憶測ではありません。現場を調べてみると確かに部屋の中は焼け跡となっていました。救出時の混乱で現場は荒らされていました。扉と窓は原型を保つ一方 内側は完全に炭と化していたのです。

しかし外側は焦げていたとはいえ塗料の色が確認できました。これは内側から燃えたという証拠ですと答えます。

仁宗は、梧桐小築の火は?と問います。

包拯は、反対に外側から燃えていましたと答えます。

仁宗は、朕をを救った者は?と問います。

包拯は、まだ判明していません。張美人に伺ったところ火事が起きた時はご就寝だったと。どちが お気づきに?と聞きます。

仁宗は、張美人が朕を起こしたのだと答えます。

包拯は、では火事が起きた時のことは何もご存じではないと?と聞きます。

仁宗はうなずきます。

包拯は、火事が起きた時お二人は寝ておられなかったと言います。

仁宗は、張美人の証言か?裏切ったな…とつぶやきます。

包拯は、裏切ったのは陛下のおみ足です。お二人の羽織は見つかるも履物は見当たりませんでした。一体どこへ?履いていたのです。火の手が回り羽織をまとう余裕もないのに履物は忘れなかった。履物を脱がずに寝ていたか まだ起きていたことになる。一体 どちらでしょうか。逃げる時 大切なのは足と問い詰めます。

包拯に問い詰められた仁宗は、明月小築に火を放ったのは自分だと明かします。

仁宗は皇帝の権力を取り戻すため、張燕燕を味方につけて明月小築を燃やし、折りしも明月小築を燃やすために皇宮に忍び込んでいた張子雍に救われたのでした。

包拯は、真相を知っている者は他に誰がいますか?と尋ねます。

仁宗は、朕大監と張子栄だと答えます。

包拯は、子栄殿が?兄が侵入した件も?と尋ねます。

仁宗は、知らぬ。朕が気づいたこともな。梧桐小築の火は誰が?霊児があまりに不憫だ 絶対に許さぬぞと激怒します。

包拯は、かの者なら分かるでしょうと答えます。

そこに皇太后がやってきて、周児と子栄が皇宮を出るのでお別れの挨拶に来たわ。婚礼には陛下をお招きしてと2人に言います。

包拯は、お話があります。火事の真相が解明されていないので皇宮からは出せませぬと言います。

仁宗から真実を告げられた子栄は、廃屋に監禁されている太監の陳林のもとへ包拯を案内します。

包拯は陳林に、陛下が火をつけたのは誰の策ですか?と問います。

陳林は、この私だ…他に方法があるか?おまえや范仲庵のように諌めろと?と答えます。

包拯は、政を返すのは公明正大なこと。それが陰謀になるとはと言います。

陳林は、公明正大だと?私は生涯を宮中で過ごしたが公明正大であったことなどない

宋は開国より力と駆け引きで皇位を継承してきたのだ。公明正大などない。これまで一度もな…天が陛下を助けたのだ…放たれた 1つの火が張徳林の2人の息子を巻き込んだ。今こそ張徳林と皇太后の関係を断つ好機だが…同時に陛下のしょうねんばでもある。一歩 踏み出した以上あとには戻れぬ。陛下のお命と宋の行く末は お前の手に委ねられておるのだぞ。どうする?私は今日まで生き永らえたが、もうじきお迎えが来る…恐らく今後お前と会うこともあるまいと言います。

陳林は包拯に、あの張子栄は年は若いが聡明で果敢だ。陛下が真の皇帝となる上で最も力となる。だが あの者は将来 父親よりも脅威となろう…と言葉を残します。

その頃、夏統領と張徳林は王守忠が姿を消したことで、互いに疑いをだき敵対します。

雨柔は包拯を馬車に乗せると展大俠(てんだいきょう)の元に連れて行きます。

つづく

開封府~北宋を包む青い天 あらすじ27話

(感想)

この事件、陳林が一枚噛んでいたのね~

このドラマ本当に面白い‼️次回が楽しみ😊😊

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