「決戦の時」
タファン(陛下)は死を覚悟して戦うと剣を取ります。
タファンは、皆 生きてヨンチョルを倒しその栄光を
分かち合うのだ!と鼓舞します。
一方、ヤンは冷宮で、側室や女官たちに兵の侵入を防ぐため
穀物を俵に詰める作業と火での攻撃に備え、水をいたるところに
置くように防衛を指揮し、宮廷にペガンの軍が到着するまで持ち
こたえるために準備をします。
その頃、タファンはヨンチョルと、酒を酌み交わし
まだ親政をお望みで?と聞くヨンチョルに、タファンは、望みます。
皇帝になったのですから、自ら玉璽を押し、命令を下したいと答えます。
ヨンチョルは、権力とは死を招く呪いに似ていますと笑います。
感謝どころか、駄々をこねられては困りますと言います。
一方、ワン・ユ率いる守備隊は、ヨンチョル派の守備隊と
区別できるように赤い布を巻きます。
そして、ヨンチョル派の守備隊とワン・ユ率いる守備隊同士の
激烈な戦いを繰り広げます。
そして、城門を開け、ペガンの兵が入ってきます。
そんな中、ヨンチョルに反乱の知らせが届きます。
激怒したヨンチョルは、皇帝や皇太后、ヤンと側室らを
すべて殺せ!と命じます。
タナシルリも政変が起きたことを知り、すべて父上にまかせ成り行きを見守ることにする。
陛下もヤンも居なければ泰平の世が訪れると喜びます。
タファンはヤンのところに行き、ヨンチョルの次男タプジャヘの兵との戦いが始まり、冷宮の門が破られ、陛下側が劣勢になりますが、そこにペガンが現れます。
タファンはタプジャヘの兵に、今 剣を捨て投降するものは助ける!しかし続けて謀反に加担する者は、妻子父母、兄弟、親戚一族を滅ぼす!と言います。
陛下が剣を捨てろ!と言うと、タプジャヘの兵は剣を捨てます。
ペガンがタプジャヘを切り殺します。
タファンは逆賊ヨンチョルを捉えよ!とペガンに命じます。
タファンの後ろで涙を流すスンニャン。タルタルと目を合わせ頷き合います。
そんな中、ワン・ユとヨンチョルが最後の盃を交わし、
ワン・ユは、高麗こそ我が命!
私の夢も未来も希望もすべて、あなたが踏みにじったと言います。
一方、タナシルリはタファンからの廃位を言い渡されます。
その頃、タンギセは、ヨム・ビョンスのいる鉱山へ撤兵し、財宝を探しもう一度軍隊を挙兵し大都を攻めるというが、なかなか財宝が見つからないのでした。
ヨンチョルは、ヤンを遠ざけろ!ヤンが帝国を滅ぼす!
ヤンがタナシルリの代わりに皇后になれば、要職はすべて高麗のものになり、陛下はふたたび操られると言い捨てます。
敵を礼遇する草原の長い伝統で、血は流させませんと、ペガンは綱でヨンチョルの首を締めるのでした。
ヤンは、ヨンチョル、私に良い道を知らせてくれた。おまえの予言のとおり、私の周辺を高麗人で満たして、私の息子を皇帝にして、この国の皇后になる!私が直接天下を統治すると、決心します。
つづく
奇皇后 あらすじ 37話(感想)
ついにヨンチョルが死にましたね。
ですが、特に高麗人が嫌な人が多いみたいだし、
まだまだ、波乱はありそうで。。。。
皇太后とかペガンが変わっていきそうで、怖いわ。