「終わりなき争い」
鉱山でヨンチョルの秘密資金探しをしていたタンギセは、
父のヨンチョルが処刑されたと聞いて、泣き崩れます。
ヤンに高麗の王様から密書が届きますが、
今 読むのは止めておこうと、仕舞うのでした。
一方、ワン・ユにも密書が届きます。
高麗の者が元の皇后の座につけるよう助けよ
と書いてあるのでした。
ワン・ユは、タルタルがヨンチョルの屋敷の捜索を始めたと
知り、目的は秘密資金だと察してペガンに会いに行きます。
ペガンは、じき自分が丞相になればワン・ユ殿の復位も決まる。
高麗の王になったら、今後は私に協力してもらう〝属国〟として
備える、礼と道理だと強気に言います。
高麗を元の〝属国〟と捉えていると知ったワン・ユは、
高麗人のヤンが、いつの日か疎ましくなるはずだと、
ヤンに忠告します。
ヤンは長官たちに論功行賞の力添えを頼まれ、
対面は私が守るから、その代わり陛下を裏切るような真似を
なさらぬようにと釘をさします。
タファンが論功行賞で悩んでいると、ヤンは権力を分けられぬゆえ
名誉を分ければ良いと言って、ペガンが丞相に、他の長官たちには、
丞相と同等の官職〝三公〟を復活させることを助言します。
(三公…最高の位にある三つの官職)
タファンはそれを任命します。
しかし、ペガンは丞相と同格の官職を復活させたのは、
陛下が私をけん制するためとしか考えられぬと怒ります。
そこに皇太后が現れ、陛下のお考えではない。
三公を復活させたのはヤンの考えだと明かします。
皇太后は、高麗の者であるヤンが皇后になれば、アユが皇太子と
なり、高麗の血を受け継ぐものが、皇帝の座におさまるのです。
この国を守れるのは丞相しかいないと吹き込みます。
何としても、ヤンが皇后になるのを阻まればなりませんと
ペガンに言うのでした。
パン内官はトクマンに、マハ皇子はどうなるのだ?
マハ皇子に会わせてはもらえぬか?と頼みます。
パン内官は、眠っているマハ王子を見て、本当によく似ている…と
足にあるアザを確認し、これから どうしたらよいかと泣きます。
陛下はタナシルリを毒殺しようとしますが、ヤンは刑が軽すぎるから、
今すぐ通りの真ん中で絞首刑になさいませと進言します。
タナシルリは、民の前で絞首刑になります。
ヤンは、亡きパク・オジン、ピョリを想い、一筋の涙を拭います。
皇太后はマハ皇子の世話をします。
皇太后は、新皇后が論じられる大明殿に現れ、
高麗人の皇后を認めないと訴えます。
タファンはヤンに必ず皇后にすると誓います。
しかしペガンは、皇后はモンゴルの者でないと正統とは
認められない言います。
そんなある日、皇后候補の1人としてペガンの姪のバヤンフトが
宮中にやって来ます。
ヤンはワン・ユに会い、高麗王から密書が届いたと話し、
これからは、元にいる高麗人のため、自分のために戦うから
皇后にしてください!私の子を皇帝にして、この国で最も高い
ところに上り詰めると宣言し、私と手を組んでくれますか?と
聞くのでした。
つづく
奇皇后 あらすじ 38話(感想)
ペガンはヤンを裏切らないと思ってたけど、違ったね〜〜
タファンが、あれだけヤンの言いなりなのは、はたから見ると
危機感を覚えるよね!
でも、本当の敵は、ペカンでも、皇太后でもなく、
あの人なのよね〜〜(みんなの知ってる人だよ(≧∇≦))