「妖術師」
ヨンチョルは、自分の悪行を呪う上奏文が誰が書いたものか疑心行脚に
なり、落ち着いて蹴鞠を観戦できないでいました。
陛下は、ワン・ユと蹴鞠の試合をしますが、ワン・ユの鞠を防ごうとして
顔にに当たり気絶するのでした。
ヨンチョルは、チョクホと言う高麗人で、槍術に長けた先帝の護衛の
遺体がなかった事を思い出します。親衛隊長の遺体は高麗村から運ばれてきたから
高麗村が怪しいと、捜索するよう命令します。
皇太后は陛下に、先帝の死は食あたりではない事と血書の存在を教えますが
血書の事は知らぬ振りをするように言います。
ワン・ユは、スンニャンが上奏文の件で、パン内官の手伝いをしていたと知り
二度と私の前に現れるな!私は、二度と会わぬ…とスンニャンを守るために
きつく言うのでした。
ヨンチョルはワン・ユに、高麗村に何故行ったのか聞きますが
廃位になったとしても、民のために報奨金を置いてきたと言うのでした。
ワン・ユに叱られたスンニャンは、悲しそうにしていると陛下が私も同じ気分だ。
と言い一緒に酒を飲まないか?と誘います。
そして落ち込んでいるもの同士一緒に飲むのでした。
楽しいお酒に陛下はなんだか心がスッキリするのです。
そしてスンニャンが今でもワン・ユを好きなのを知ってしまうのでした…
それでも陛下は、絶対そなたを渡さないと心に誓うでした。
朝、眼が覚めるとスンニャンは陛下と一緒に寝ていてビックリします。
そこに皇后がやって来て、スンニャンが寵愛の約束をしたと怪しむのでした。
ワン・ユは文字が消える妖術の話を聞き、妖術師から湿気を含むと消える墨と
濡れても滲まない墨を手に入れ、元の民が恐れる〝天の呪い〟を見せると
側近たちに言います。
外に張った張り紙は、雨が降ると〝先の皇帝、血書、出ずる、ヨンチョル
3代、没落〟という赤い文字が浮かび上がるのでした。
ヨンチョルは怪文書に激怒し犯人探しに血眼になります。
一方、町に貼られた怪文書を見た陛下は、朝廷で臣下と論じると言うと
皇太后に止められます。
陛下がヨンチョルに呼ばれ大明殿に行きます。
そこには、王座に座るヨンチョルの姿があり、彼の私兵が入ってきます。
血書の事は陛下も聞いているのでは?と聞かれ、陛下は何をすれば良いのか
ヨンチョルに聞くと、何を言われようにも、生きるしかばねの如く
何もなさるなと陛下を脅すのでした。
一人座りこむ陛下に背中合わせに座るスンニャン。
スンニャンは、目を閉じて耳も塞ぎました。何も見えませんし、
何も聞こえません…ただ楽に、もたれて下さい。と陛下に言います。
陛下はスンニャンの体にもたれます。
その様子をワン・ユは見てしまうのでした…
つづく
奇皇后 あらすじ 16話(感想)
スンニャンの心が陛下にも、揺れ動いていると感じました。
スンニャンは陛下に対して、哀れな気持ちがありましたね…
この後、陛下にも心惹かれて行くのかな ♪
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