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ミーユエ王朝を照らす月あらすじ48話
「亀裂」
通は母の燓（はん）長使に、王后の侍女・珊瑚と見知らぬ内侍が、殺人蜂の巣を岩陰に置いていたと話します。
樊長使は通の話を聞いて、首謀者は珠王后で、稷（しょく）を狙ったのではないかと疑念を抱きます。
燓長使は通に、策略に気づいたと王后に知れたら…私たちの命が危ない…と口止めします。
一方、ミーユエは誰かが仕組んだ罠かも知れない…と感じていました。
苦しむ葵姑にミーユエは、必ず助けてあげる。あなたは私にとって母も同然だから…あなたなしでは生きていけないと必死に看病します。
そんな中、稷公子の着物が庭で見つかります。
内侍の穆辛は、蜂を引き寄せる条件は3つです。酒の香り 甘い香り
鮮やかな色の衣。蕩公子は１つ。稷公子は２つ当てはまりますと
話します。
穆辛と侍女の会話から殺人蜂に効く薬草を割り出したミーユエは
女医の摯に、急いで金線重楼を摘みに行かせます。
そして蕩と葵姑は一命を取り留めます。
ミーユエは珠王后に、稷が着ていた着物を見せ、あなたの企み？あなたが仕組んだことなの？それとも侍女が独断で？と問い詰めます。
珠王后は、私よ…と答えます。
ミーユエは、やはり あなたが…あなたは私の姉。稷の伯母なのよ…
最初あなたを疑った。でも分からないの。なぜあなたが？と問います
珠王后は、全て私が仕組んだ…ごめんなさい 仕方なかったの。分かって…と答えます。
ミーユエは、分からないわ！私たちは血を分けた姉妹よ！と憤ります。
珠王后は、そのとおり 私たちは姉妹よ。でも 同じ夫に仕える身なの。だって…大王にとって妻はあなただけ。息子は稷だけだもの！
と言います。
ミーユエは、蕩公子は嫡子。太子になるのは自然な流れよと言います。
珠王后は、嫡子が太子になるとは限らない。才覚で判断せよとの声も
大きいものと答えます
ミーユエは、ならば華公子でしょう？と言います。
珠王后は、稷かも知れないと答えます。
ミーユエは、そうだとしても、稷は悪くないわ！と言います。
珠王后は、蕩の前途に 稷は邪魔なのよ！太子そして王は1人だけ。
蕩 稷 華のうち選ばれるのは ただ1人と言います。
ミーユエは、だからって 命まで奪うつもりだったの？と問います。
珠王后は、王位を巡り 父子や兄弟で殺し合うなんて珍しくないわと言います。
ミーユエは、でもあなたと私は違う！蕩と稷も違うわ！と言います。
珠王后は、この世はやるかやられるかなのよと言います。
ミーユエは、太子位のために…長年の姉妹の情を捨ててしまうの？と
悲しみます。
珠王后は、後宮で情なんて通じないの。秦へ嫁ぎ王后になった その日から日々戦ってきたわ。薄氷を踏む思いで過ごしてきた。正室であっても大王の怒りを買えば 途端に幽閉の身となってしまう。私には蕩しかいない！祖国にも夫にも頼れず 唯一の望みは蕩だけ。大切な
蕩の未来を稷が脅かしているの！後宮は非情な所よ。蕩の邪魔をする者は あなたの子であっても許さない。とはいえ あなたは蕩の恩人よ…ありがとう。私が首謀者だと告発されても恨まないわ。だけど
蕩のためなら何だってすると開き直ります。
ミーユエは、姉妹だと思ってたのに…私はあなたに恩を感じてたから
、あなたとだけは絶対に争わないと決めていた。太子位なんて眼中にもなかった。争いなんて傷つけ合うだけ。身内と争ったところで何を得られると言うの。姉妹で力を合わせればどんな苦難も乗り越えられるのよと言います。
珠王后は、きれいごとを言っても苦難に遭遇したら、誰もが己の保身に走るとミーユエの言葉に耳を貸さないのでした。
ミーユエは、珠王后に姉妹の情はない。でも蕩から母親を奪えないと告発するのはやめようとします。
葵姑は、温情をかけても王后は感謝しないでしょう…と心配します
ミーユエは、見返りなど期待しない。ただ過ちを悟ってほしいだけ…と打ち明けます。
葵姑は、返せぬほどの恩は恨みになるのです…と諭します
ミーユエは、告発なんてできないと涙を流します。
葵姑は、いずれ今日の温情を後悔するでしょうと言います。
つづく
ミーユエ王朝を照らす月あらすじ48話（感想）
葵姑（きこ）の忠告は、これからの珠王后とミーユエの
前途を物語ってるのかもね😨😨