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ミーユエ王朝を照らす月あらすじ54話
「崩御」
嬴夫人を呼んだ秦王は、姉上…姉上よりも先に逝かねばならぬ…
もう長くは持たぬ。心残りが1つだけある…姉上にしか頼めぬ…
止むを得ず 世継ぎを決めねばならなかったため 先行きに不安が残る…万一の時のために、その時が来たらこの遺詔のとおりに うまく治めてほしい…心から信用できるのは姉上だけだ。何も起こらなければ…姉上がこの世を去る前に、その詔書は焼いてくれ…と頼みます。
その後、大王は死の淵で王族と家臣を集め、蕩に対し兄弟を殺さないと誓わせます。
ミーユエひとりを枕元に呼ぶと秦王は、ミーユエの吹く排簫を聞きながらこの世を去るのでした。
珠王后は侍従の馮甲から遺詔があると聞いて、見つけ出すように命じます。
馮甲は、先王が用意していたもう1つの遺詔の在りかを吐かせるため、義父の穆大監に毒を盛ります。
息子に裏切られた穆大監は先王を追って自害してしまいます。
珠王后は、先王は遺詔を誰かに託したのでは?と言います。
馮甲は、先王と2人きりになったのは嬴夫人とミーユエですと話します。
珠王后はミーユエがいなくなればその詔書も無用の長物よね?とつぶやきます。
珠王后はミーユエを呼び、もう1つの遺詔を渡すよう迫ります。
遺詔が2つあると知らないミーユエは そんな物持っていないわと答えます。
珠王后は、どちらが本物かを巡って一波乱ありそうね。誰かが先王の元へ行き真偽を確かめなくては…先王の寵妃だったあなたに行ってもらおうかしらというと、遺詔を燃やしてしまいます。
ミーユエは、あなたの本性を…見誤るってたと言います。
珠王后は、私がお前を見誤っってた。姉妹の情に免じて大目に見たのに お前は幾度となく 私を欺いたと責めます。
ミーユエは、私は本心しか言ってない!と言います。
珠王后は、本心?稷を太子位に就ける気はないと言っておきながら
華公子を使い蕩を追い落とそうとした。共倒れを狙ったのわね!
巴蜀に行きたいなら なぜ そう申し出なかったの?と詰め寄ります。
ミーユエは、先王に頼んだわ。でも 聞き入れられなかった!と答えます
珠王后は、夜伽は務めぬと言いつつ 先王の寵愛を独り占めした!と
怒ります。
ミーユエは、経緯を話したでしょう?と答えます
珠王后は、黄歇が現れた時 なぜ一緒に行かなかったの?富と先王の寵愛 さらには…白々しい。私の苦しみも知らずに!と逆恨みします。
ミーユエは、あなたには 改心の機会を与えたつもりだった…でも 反省するどころか さらに罪を重ね続けている…と言います。
珠王后は、殺人蜂の件て姉妹の縁は切れたはずよ。見逃したのは支配下に置くため?どれほど怯えたことか!毎日息を殺して過ごしていたのよ。でも結局 お前は先王に密告したわ!私と蕩か確実に廃されるよう仕向け稷を太子にする算段だったのねと恨みつらみを並べ立てます。
つづく
ミーユエ王朝を照らす月あらすじ54話
(感想)
亡くなった秦王がミーユエと稷を愛すれば愛するほど
ミーユエたちは逆恨みされる運命なのね😭😭😭