三国志ー趙雲伝ーあらすじ2話
「弟子入り志願」
山賊を斬った鉄面侠の噂が広まり、青釭剣は趙子龍(ちょうしりゅう)を波乱に巻き込んでいくのでした。
その頃、洛陽では 王允(おういん)と曹操(そうそう) そして袁紹(えんしょう)が手を組み董卓討伐を図っているのでした。
ー洛陽ー
王允は養女の貂蝉(ちょうせん)に、我が家に来た頃 お前は幼かったが利発さを見込んで養女にしたのだ。瞬く間に10数年が過ぎた…
と話し、ある計画を持ちかけます。
貂蝉は祭りの喧噪に乗じて密書を受け取ろうとし、それを呂布(りょふ)に見とがめられます。
呂布は貂蝉の美しさに見とれながらも、密書の中身を見せてもらいます。
それは貂蝉に求愛する灯篭だと侍女が説明します。
呂布は納得し、貂蝉…かとつぶやき立ち去ります。
貂蝉は密書を水に浸し日に炙ると〝張温と孟視が挙兵を計画している。このことを董卓に密告し信頼を得れば討伐もうまくいこう〟と
文字が出て、王允に見せます。
一方、趙子龍は柳慎(りゅうしん)が河原で李全(りぜん)らしき人物を見つけたと聞かされ、急いで向かいます。
それは男に扮した李飛燕(りひえん)で、突然ミノを剥がされたため、
驚いて悲鳴をあげます。
そこに突然男が現れ、柳慎を投げ飛ばします。
趙子龍は男を後ろから羽交い締めにしますが、投げ飛ばされます。
男は李飛燕の父でしたが素性を隠すのでした。
柳慎と趙子龍は、恐ろしいほどの力を持つこの男こそ、父趙安の弟弟子の李全だと思います。
一方、2本の宝剣を探し求める董卓は、謀反を企てた孟視と張温に対して怒りが収まらず、王允の密告で助かったが、これも護国神器の
二本の宝剣が手に入らないからだと激怒します。
そこで呂布は武芸に秀で 弓は達人で名家出身の高則(こうそく)を趙子龍たちのいる真定(しんてい)県へ遣わします。
高則は許嫁の軽衣の家に寄りますが、軽衣は気まずいからと家を飛び出します。
そんなある日、柳慎は趙子龍に、あの父娘はよそ者だな。父親は
李仁定といい猟師だ。娘名は李飛燕だと伝えます。
2人は酒を持って李仁定を訪ね、弟子にしてくれと頼みます。
李仁定は、明日昼までに、山に行って虎を素手で殺して来たら合格だと言います。
趙子龍は、実は山にいる白虎は私の友でして…他のことならなんでもします。私の父は趙安ですと打ち明けます。
柳慎は、先日 山賊を討った鉄面侠は、こいつですと明かします。
李仁定は、私の技を3回受け止めたら弟子にしてやると言います。
趙子龍は受けて立つのでした。
つづく
三国志ー趙雲伝ーあらすじ2話
(感想)
人間技を超える、武技に注目‼️面白いです🤗