三国志ー趙雲伝ーあらすじ34話
「夏侯傑の目論見」
軽衣の手作りの戦袍を着た趙子龍は、これをまとい戦功を立ててみせる。その時は君を思い出すよと言います。
軽衣は、私は戦場に行けないけれど、この戦袍が私の代わりになってくれる。これをまとって出陣する時はどうか気をつけて…これは私から贈るお守りでもあるの。何度 戦に出ようと無事 戻ると約束してほしいと話します。
そこに高則が突然入ってきて、閉ざされた部屋で男女が2人きりとはと責めます。
趙子龍は、私と軽衣は分をわきまえ礼節を守っていると答えます。
高則は、軽衣は私の許嫁だと言います。
趙子龍は、高則殿は軽衣にふさわしくない。真定県では2人で力を合わせて山賊と戦い友情を築いた。互いに恨みはないはずだ。なぜ急に敵視し私を死地に追い込もうとする?と聞きます。
高則は、お前の存在が邪魔なのだ。私は思い通りに生きてきた。しかしお前は私から軽衣を奪い、しかも英雄となったと答えます。
趙子龍は、まだ私は何も成し遂げてはいない。高則殿は度量が狭すぎようと口論になります。
趙子龍は高則が杜厥(とけつ)に暗殺を頼んだ証拠を見せると、高則は子龍に襲い掛かります。
そこに夏侯傑が止めに入ります。
山から下り趙子龍を捜す飛燕は夏侯傑の屋敷の前で、夏侯傑と高則の話を偶然立ち聞きし、やはり2人が結託していたと知ると、屋敷には立ち寄らず宿に行きます。
そこで宝月と龐統(ほうとう)に出会います。
そんな中、趙子龍が夏侯傑の屋敷で出されていた薬湯には、死に至らないが長く服用すれば呼吸の乱れや筋力の衰えを引き起こすことが分かります。
一方、高則が夏侯傑に子龍は公孫瓚の間者だと嘘を伝え、子龍を捕らえるように訴えたため、仲間たちを逃がすために周懐忠(しゅうかいちゅう)は命を落とします。
夏侯傑は子龍に「楽毅(がくき)百戦術」を差し出すように迫ります。
高則は趙子龍に、李全の瓢箪(ひょうたん)を投げ渡し、夏侯傑の狙いは兵書だ。李全が兵書を隠していたゆえ私が始末したと明かします。
激怒した趙子龍は高則と戦いますが逃げられてしまいます。
夏侯傑の屋敷を出た趙子龍は周が殺されたことを知り、必ず仇を討つと誓います。
そんな中、龐統のお陰で、趙子龍は宝月、飛燕に会うことができます。
つづく
三国志ー趙雲伝ーあらすじ34話
(感想)
いい奴だと思っていた高則が、実はあれほど卑劣な男とは‼️
趙子龍がとても素敵です💕💕