三国志ー趙雲伝ーあらすじ36話

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三国志ー趙雲伝ーあらすじ36話

「夏侯傑(かこうけつ)を殺せし者」

変装した宝月は夏侯傑の屋敷にいる軽衣に会いに行き、あなたの父上は許せない。でも あなたは妹も同じ。だから会いにきたのと言います。

軽衣は、子龍に頼まれたの?と聞きます。

宝月は、違うわ。でも ここに来そうなくらい あなたのことを案じていると答えます。

軽衣は、ここに来てくれれば話ができるのに…と言います。

宝月は、何を言ってるの!子龍が来れば捕われてしまうわ。子龍の仲間たちは大勢死んだ。あなたの父上と高則が企んだのよと話します。

軽衣は、そんなわけない!と言います。

宝月は、では子龍が私の父の手先だと思うの?と聞きます。

軽衣は、いいえ あり得ないわ。何か誤解があるのよ。子龍の口から聞けば信じられるに…と答えます。

宝月は、〝愛してる〟と言うくせに子龍の状況も分からないの?子龍が何度も襲われたのは誰の差し金だと思ってるの?問います。

軽衣は、それは…と言葉を失います。

宝月は、親を疑うのは嫌よね。あなたが子龍を疑い続けてくれたら私にとっては好都合だわと言います。

軽衣は、どう言う意味?と聞きます。

宝月は、本音を言っただけ。私が子龍を想う気持ちは揺るがないわ。絶対に諦めない。あなたに会えて目的は果たしたわ。子龍を疑うなら疑い続ければいい。そして忘れるのよと言います。

軽衣は、1つお願いがあるの…ある物を子龍に渡して…と頼みます。

宝月は子龍に、軽衣から頼まれた手作りの戦袍(せんぽう)を渡します。

子龍は思い悩んでいると龐統が、行き先に悩む必要などない。悩みをなくしたいなら真定県を出た時の初心を思い出してみれば良い。おのずと答えは出る。気持ちは固まっているのに なぜ二の足を踏むのだ?と助言します。

子龍は、玄徳様に仕えるつもりでしたが、曹操のもとに身を寄せたと聞きました。私には気がかりなのです。果たして曹操は仕えるに値するのかと…と悩みを打ち明けます。

龐統は、劉備は徳のある高い志の持ち主だ。だが今は流浪の身で居所も定まらぬ。曹操のもとに身を寄せたのは かりそめのことであろう…

時機が来れば天下を取るだろうと話します。

子龍は、それは どう言う意味ですか?と尋ねます。

龐統は、英雄は乱世に生まれる。龍は淵に潜む。天下が乱れ 法は力を失い 民も苦しんでおるが子龍殿なら 龍を助け功臣を討って民を救える。乱世を終わらせることができるだろうと言います。

子龍は、さすがは龐統先生です。心のわだかまりが解けました。すぐに出立し許都へ向かいますと、劉備(りゅうび)のもとに向かうことを決意します。

子龍は、柳慎(りゅうしん)たちを先に向かわせ、1人で李全(りぜん)の墓参りに戻ります。

しかし、そこには夏侯傑(かこうけつ)が待ち伏せているのでした。

激しい戦いの末、兵書を狙う夏侯傑は自らが繰り出した卑劣な技のために負傷します。

なぜ殺さぬと言う夏侯傑に子龍は、おまえが軽衣の父親だからだ。私の父母を殺したのはお前なのか?と聞きます。

夏侯傑は、気づいていたのだな…貴様が趙安の子だとは思いもよらなかったと答えます。

子龍は、なぜ父母にあんなことを?と聞きます。

夏侯傑は、2人には何の恨みもなかった。だが董卓が青釭剣と倚天剣の二本の護国神器を欲したのだ。私は命に従ったまで。まさか貴様の父母が自ら命を絶つとは…ああしなければ死ぬのは私たちだっただろうと答えます。

子龍は、全ては奪い合いのために起きたのだ。争いは多くの死をもたらす。国賊 董卓は護国神器を手に入れるために私の父母を殺した。そして 今も諸侯は激しく争い 互いに権力を奪い合って民のことなど省みぬ。民は流浪の暮らしで苦しんでいるのに !お前はかつて兵書を奪うために大師匠を裏切り崖下へ落とした。師匠の命も奪った。

私欲のために人の命を軽んずるとは!と激怒します。

子龍は、一目兵書を見せてくれという夏侯傑の目の前で「楽毅(がくき)百戦術」を火にくべ、書の内容は全て覚えている。楽毅将軍は最後にこの兵書の要諦を記している。知りたいか?と聞きます。

夏侯傑は、それは何だ?と尋ねます。

子龍は、〝仁〟と〝義〟だ。槍術と兵法が記された書に思えるが実は後世の人々に心構えを説いたもの。槍術に磨きをかけ仁と義の心を持ってこそ天下無敵となれる。仁義なきものは滅びるのだと告げます。

子龍は、私はお前を殺さぬ。悔いを抱えたまま生き長らえるがよい。

その傷なら明朝まではもつ。山を降り助けを呼んできてやろうと立ち去ります。

子龍が去った後、高則が夏侯傑の前に現れ、あなたの最大の過ちは自分の力量を見誤ったことだ。自分以外の人間に対しても同じこと。この私が どんな人間かも分かっておらぬ。その深手では助かったところで屍と同じ。だがここで死ねば軽衣は趙子龍を深く恨むはずだと

殺します。

つづく

三国志ー趙雲伝ーあらすじ36話

(感想)

趙子龍が夏侯傑に告げた言葉は、心を打ったわ。

〝仁と義〟まさに趙子龍のことだよね‼️

このドラマ、最初難しいかな…と思ったけど、

20話過ぎた頃から、私はハマってきました😍😍😍

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