開封府~北宋を包む青い天 あらすじ36話
「ねじ曲げられた真実」
張徳林は張子栄と周児を前にし、我らは家族だ。包み隠さず語ろう。お前たちの結婚が時間稼ぎであることは承知だ。陛下が足場を固めたら周児を返すつもりだろう。計画を邪魔するつもりはない。ただし1つだけ心得ておけ。周児にも話したが張家は苦労を重ね ここまで来た。陛下は天子だ。宋が滅びぬ限りいずれ足場は固まるだろう…
それまでに私は皇帝の舅として盤石な地位を築かねばならぬ!と告げます。
子栄は、杞憂です。父上の地位が揺らぐなど…と答えます。
張徳林は、あり得る。周児がいる限りはな。陛下は年若く純粋だ。
お前がご機嫌を取りに足しげく通っていれば陛下は惑わされ私の娘を廃位するやも…その時は父親の私まで天下の笑い者となると言います。
子栄は、陛下はそこまで…と言います。
張徳林は、後宮にまで火を放ったのだ。できぬことはないと声を荒げます。
周児は、もう陛下に会わないとお約束しますと答えます。
張徳林は、その必要はない。私は燕燕が皇太子を身ごもりさえすれば満足だと言います。
子栄は、本心ですか?と尋ねます。
張徳林は、嘘をついて どうする。だが お前は陛下に何も言うな。お前が関わればあらぬ誤解を招く。姉のことで巻き添えにはできぬと言います。
周児は、陛下には私から話します。子栄様は巻き込みませんと約束します。
一方、張子雍(ちょうしよう)に毒を盛られた陳世美は包拯たちの手当てを受けて回復し、仁宗の追試を受けて首席に認められる。
一方、替え玉受験や書院の放火など数々の罪を犯した張子雍は、何のおとがめもなく牢から釈放され武科の首席として禁軍統領に任じられます。
その上、今回の不正は科挙の改革を主導した范仲淹に責任があるとされ、范仲淹は辺境へ流されることなります。
韋文卿だけが首をはねられます。
そのことに納得がいかず朝廷に失望した包拯は、義姉と端午共に衝動的に都を離れます。
それを知った雨柔は包拯を説得し都に連れ戻します。
つづく
開封府~北宋を包む青い天あらすじ36話
(感想)
包拯が朝廷に失望する気持ちは分かる‼️
確かに、今も昔も違う国でも、同じことが繰り返されるんだね😱😱