「深まる絆」
旅館のオッメはサンホンを呼び出し、心に決めたお方を忘れるまで、
待ち続けますと告白します。
サンホンは、待たないでください。時を無駄にするだけですと
答えます。
そんな中、腕に傷を負ったムソクはドハに、薬を塗ってもらい、
ドギマギします。
リンは、そんな2人を見ながら嫉妬を感じます。
女官を切りつけた王キサン君は、チョンス大妃の部屋を訪れて
昨晩はいささか飲み過ぎましたと失態を詫びます。
チョンス大妃は、あまりにも落ち着かない様子のキサン君に、
何事もありませんでした。大切なお体なのです。お酒はお控え
くださいと言います。
キサン君はサダムに、邪教に染まった王だと皆が噂しておる。
宮中で派手な祭儀でも行うつもりか!と平手打ちし、その口車に
乗せられるほど余は愚かではない!と声を荒げます。
キサン君に平手打ちされて激怒したサダムは、梅蘭房のヨンウォルに
会いに行き、ある取引をします。
リンは、トハがサンホンに、父と母が死んだのも、姉が姿を消したのも、
私が不吉な子だからって…と話しているのを立ち聞きし、
自分も同じ経験をしてきたことを思い出します。
リンは、気持ちを抑えきれなくなりドハに、お前はバカか?お前の
どこが不吉なんだ!何も悪くないだろう。12年前なら10歳にもなってない…
一体何ができた?と怒ります。
そこに、ムソクが現れ、おやめください!なぜ人の傷口をえぐるのです。
それゆえ皆が離れていくのですと言います。
そんな中、火事だ!と声が聞こえ外に出てみると、トハが鬼火だわ!
と空を見つめます。
リンは、火鬼を利用しているんだわ!とリンとムソクに訴えます。
リンは火鬼を追いかけていて追われ出ると、ムソクに助けられます。
ムソクは、火鬼だの呪いだの。この朝鮮に邪教なぞがはびこるとは…
火鬼が見えないので決めつけます。
そんな中、火鬼が動き出してしまった…とトハは言います
燃えている薬剤庫に入っていったトハは、倒れているリンを助けますが
火の勢いが強い中、リンは爆発の恐れがある薬剤を外に運び出します。
リンは水をかぶり、トハを助けに戻るのでした。
リンはトハをおぶりながら、私のそばにいてくれて…礼を言うと
言います。
キサン君はサダムに、そなたを信じられず本当にすまなかったと
謝ります。
サダムは、火の気が天に至り都で火災が起きたのです。火の気を抑えねば…と言います。
キサン君は、お前の言う通りにすると答えます。
サダムは、陰の気を抑えている粛清門を解放し、陽の気の崇礼門を
閉じてください。門の前に池を掘り冠岳山の火の気を断つのですと
指示します。
トハはリンに、サダムの目的は火鬼じゃないわ!火鬼はおとりだった…
本当の狙いは都を陰の気で満たすことよ!と言います。
リンは、一体何のために?と聞きます。
リンはトハに、これからはよく考えて行動しろ!と言います。
トハは、私の心配をしてくれてうれしい!と笑います。
そんな2人の話を聞いていたサンホンは、リンの方をつかみます。
つづく
(感想)
リンはトハが好きなんだね。トハってかわいいし、
声も癒されるんだわ♪