華政(ファジョン)あらすじ65話(最終話)
ジュソンの銃で撃たれたイヌを貞明公主は必死に看病します。
イヌは貞明公主に、夜空の星のように手が届かなかった公主様との出会い…
私にとって最も悲しく大切な思い出でした。大切な分だけどうか幸せになって
くださいと言います。
ジュウォンも駆けつけ、イヌを励ましますが亡くなってしまいます。
一方、貞明公主は刑の執行前日、牢にいるジャジョムに会いに行きます。
ジャジョムは、この戦いで勝ったのは公主様です。公主様のやり方で勝利しました。
でもいつまで続くでしょうか…私を消してジュソンを葬れば
理想の世を作れるでしょうか…いいや そんな世は来ない。我々が死んでも
また次に別の誰かが現れると忠告します。
貞明公主は、そうだ…そなたの言葉はこの世のもう1つの真実であろう。
この世は華麗な虚構に過ぎない。変わることを望んでもかなわぬかもしれないと答えます。
ジャジョムは、それを知りながら、その場所に立ち続けるのですか?と聞きます。
貞明公主は、ここで戦い続けるまでだ…私にとって希望とはいつか訪れる
平和な世ではない。今日 私と共に戦い、明日も共に戦う人々の存在そのものだと答えます。
長い戦いに決着がつき、孝宗はホン・ヨンとジュウォンを栄転させ、
貞明公主にはそばで忠言してくれるように頼みます。
貞明公主は、これからは私たちが王様の敵になるからできない。今日 この執務室から
出た瞬間から私は王様の味方ではなく敵なのです。
孝宗は、なぜ敵になるのですか?と聞きます。
貞明公主は、権力者は初めに立てた志をいずれ忘れてしまう。民のための
権力などこの世にはない。権力とは初めからそういうものだ…ゆえに いずれ
王様も変わるかもしれません。今日の誓いを忘れ暴政を敷き、忠言に耳を傾けぬやも…
それゆえ私は王様のおそばでお仕えできないと申したのです。今や王様は最も
大きな権力を得ましたが私はおそばではなく、向かい側に立ちたいのですと
〝華政〟という書を残して去るのでした。
数日後、貞明公主は、硫黄職人として働いているのでした。
華政(ファジョン)あらすじ65話(最終話)終わり
(感想)
貞明公主はジュウォンと結婚し、とても良い夫婦関係を築いたよね。
朝鮮のために尽力した素敵な女性でした。