「12年前の因縁」
崇徳宮主(後の千秋太后)はチョ行主に、誰の差し金で息子の命を狙った?
恐れ多くも誰が一国の王子を殺せと命じたのだ!と尋問します。
チョ行主は、知らないし、そちら様が誰かも存じませんと言い張ります。
チヤンは崇徳宮主に、たやすく口を割らぬでしょう…私にお任せをと
言います。
しかし、カン・ジョは、でしゃばるな。私がすぐに白状させますと言いますが、
なかなか白状せず、実はあの者に会ったことがあります…崇徳宮主様にも因縁が
ある者ですと伝えます。
チョ行主は12年前、崇徳宮主様の命を救ったのに、罪のない私を苦しめるのですか?
と同情に訴えます。
次にチヤンは薬を使って首謀者を吐かせようとします。
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ17話 後半
その頃、互いに相いれぬ立場である北方系のソ・ヒと新羅系のチェ・ソムが話し合い、
新羅系が推す側室を入れる代わりに女真人討伐の派兵を承諾することで合意します。
そんなある日、崇徳宮主はガムチャンからソンの手紙を受け取ります。
母上 不肖ソンでございます。お変わりありませんか
母上が私の目の前で宮殿から追い出された日、あまりに心が痛み 寝つけ
ませんでした…母上の真心を知り孝を尽くそうとしていたのに…なぜ私たちは引き裂かれるのか 殿下を恨み 天を恨みました。
ですが明福宮での母上のお言葉を思い出し心を落ち着かせました。将来 王となる私が弱さを見せれば民も気弱になるのですよね。
それゆえ 私と引き裂かれんとする時私に〝強くあれ〟と叫ばれたのですね。はい 母上 そのようにいたします。
母上のためにも強くなります。
いずれ王になる日のため心身共に練磨いたします。
私が王になった時には母上の涙をふいて差し上げ、その悲願をかなえましょう。いつか再会できる日を夢見つつ筆を置きたいと思います。
どうかお元気で
それを読み終わった崇徳宮主は、けなげな子ですね…母を慰めてくれますと涙を流します。
チョ行首は自ら口を割ることを恐れ、自殺を図ろうとします。
これ以上 自白が望めないことを悟ったスは、ガムチャンの意見を聞き入れ、
チョ行首を放免します。
崇徳宮主はガムチャンから殿下が女真人の討伐を命じたと聞いて喜び、
安心します。
一方、ソルが懐妊し、幸せに包まれた2人の元へ、チェ・ソムらが訪ねて来ます。
つづく
千秋太后(チョンチュテフ) あらすじ17話
(感想)
慶州院君は、元先帝の皇后ソルと夫婦になってることを知られては
ならないと、焦ってたね…