千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ37話
「王后との対立」
崇徳宮主は王后に不満を募らせる臣僚たちを味方につけ、着々と王権奪取計画を進めます。
一方、亡き景宗が夢枕に立った成宗は文和王后に、開寧君に譲位せねばならぬようだ。
譲位すべきだ。それが筋であろう…と話します。
文和王后は、絶対になりませぬ。お考え直しください。譲位は論外です。
戦後の混乱で民は動揺しており、臣僚も契丹と宋の間で揺れ動いております。
今 この国には殿下が必要なのです。その上 開寧君は大きな問題を抱えておりますと反対します。
成宗は、崇徳宮主がいる。宮主なら開寧君を支えつつこの国を導いていけると言います。
文和王后は、とんでもない!殿下もよくご存じでしょう。崇徳宮主は殿下のお志に
反する国づくりをする方です!と反対します。
成宗は、先王に借りがある。あの方は息子ではなく私に譲位なさった。
その恩に報いねば…私が病に倒れたのは恐らく…天罰に違いないと怯えます。
文和王后は臣僚を集め、成宗が開寧君に譲位すると言ってることを話し、
今 開寧君に譲位すればこの国は崇徳宮主の手に落ちる。そうなれば皆さんも無事では
いられませんと脅し、皆で寝所に押しかけ自決すると訴えるように命じます。
そんな中、チヤンと崇徳宮主は決起する日を 2ヶ月後の17日景宗陛下の
命日に決めますが、カン・ジョは あまりに早すぎる、時間をかけ慎重に
進めるべきですと反対します。
カン・ジョは崇徳宮主に、そう焦らずに、もう一度殿下にお会いになってください。
危険を伴う策には気乗りがしません無血で譲位させるのが望ましいでしょう。
チヤンの考え方はあまりに危険ですと説得します。
成宗は崇徳宮主から王后が独断で人事を敢行したことを聞かされ、彼女への不信感を募らせ、
王后に全権を委ねたのは間違いだったと後悔します。
焦った王后は、ソル(崇徳宮主の妹)の息子の大良院君を王にしようと
画策します。
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ37話
そんな中、崇徳宮主の目の前でソンがまたもや倒れます。
つづく
千秋太后(チョンチュテフ)あらすじ37話
(感想)
チヤンは自分が建てる国を脅かす宿敵である崇徳宮主は、
新羅を滅ぼし者の子孫。
だから、今は宮主の前にひざまずき甘い言葉をささやき、
しもべとなり、あるいは情人となり、最終的には胸の奥に
隠していた刀で宮主の心臓を突かなければならないと、
もう1人のチヤンが、崇徳宮主を慕うチヤンに訴え心の中で葛藤
しているんだね〜