開封府〜北宋を包む青い天 あらすじ5話

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開封府~北宋を包む青い天 あらすじ5話

「書生の名推理」

冷清の仲間だと疑われ杖刑を受けていた包拯は、府尹殿の娘の雨柔からの文を持っていたため、親戚だと思われます。

雨柔の文には〝父上 劉復様との婚約は断ってください。私は包殿に身を捧げると決めました。科挙が終われば嫁ぐつもりです〟と書かれていました。

包拯はその文のせいで、さらなる騒動に巻き込まれてしまいます。

そんな中、包拯は冷清に質問をして矛盾点から、母君は陛下の子を産み2年後に君を産んだ。君が3歳時 その子は死んだ…つまり妹ではなく姉…君は2番目の子だと言い当てます。

冷清は、先に聞いてもらってよかった…これが陛下の前だったら今頃

我々の首は…と震えます。

そこに、宰相の王延齢と開封府尹の尹若朝(いんじゃくちょう)が

入ってきます。

2人の話を聞いていた王延齢は包拯に、ぜひ科挙を受けてくれと告げます。

今度は冷清が杖刑を受けて、少し前に ある人が訪ねてきて、宮中の高官の使いらしい。母さんが陛下の子を産んだと知る妃がいて姉さんの代わりに俺を宮中に呼ぶと言われた。陛下に認められお妃の養子になれば2人で栄華を極められると…都に着いたら聴雨楼という妓楼に行き劉復という人を訪ねれば飲み食いもできるし銀子もくれると…

と明かします。

王宰相の王延齢は陛下に、奴は何者かに利用されていたようですと伝えます。

その緻密な行動と聡明さに驚いた王延齢は、包拯に対し一目置くようになり科挙を受けることができます。

王延齢は牢にいる包拯に、獄中の受験生とは史上初であるな。合格すれば後世に残る伝説となる。傷に効く薬だと渡します。

包拯は、いつ出られますか?と聞きます。

王延齢は、黒幕が見つかり真相が分かってからだと答えます。

分からなかったら?と聞く包拯に王延齢は、それは知らぬ。それにしても驚いたな。どうやって冷清の正体を見極めた?と聞きます。

包拯は、〝御せぬなならば その虚を突け〟警戒を解かせ 弱点を攻める。まず仲間だと思わせて混乱を誘う順序で質問をしました。偽物なら必ず ボロを出すと答えます。

自分は宰相だと明かした王延齢は、お前の科挙の答案は 実に素晴らしかった。ここへ来たのはお前を弟子にするため。役人の世界の恐ろしさを知ってるか?どんな大志を抱いたとしても1人の力で果たすことは難しい。これほどの逸材が潰されるのを見るのは私も忍びないのだ…承諾してくれるか?と聞きます。

包拯は、感謝いたします。しかし弟子入りは できませぬ。役人の世界が恐ろしいのは皆が結託するからです。行いが正しければ恐れることなどありませんと答えます。

王延齢は、まるで かつて私を見ているかのようだ。望まぬなら無理強いはせぬと出て行きます。

一方、宮中では益児の皇太子即位を阻む動きが起こっていました。

そんな中、乳母が毒に当たり亡くなります。

そして、乳母が劉妃の作った菓子を食べたことが分かります。

真宗は、皇太子となる前日に狙われるとは…無事でよかった…劉妃は宮殿に軟禁した。密かに尋問せよ!とすべての黒幕の正体を突き止めようとします。

王延齢は書生の包拯を呼びます。

包拯は、この件で疑わしいのは乳母であります。自ら毒を飲んだのではないかと推理します。

つづく

開封府~北栄を包む青い天 あらすじ5話

(感想)

包拯が清くて、とても真っ直ぐな男だって分かるわ☺️

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