開封府~北宋を包む青い天 あらすじ16話
「譲れぬ想い」
包拯は雨柔に〝いつ好きになった?〟と聞かれ、はぐらかしたのは
牢の中で私と彼女の人生を賭けた時だったからでした。
包拯はロバに雨柔を乗せて義姉の家に戻ります。
家は婚礼の飾りがされていました。
包拯は端午に一体誰に嫁ぐんだ?と尋ねます。
そこで初めて包拯は、義姉が端午を娶らせるつもりで婚礼の準備を進めていることを知ります。
包拯は妹も同然の端午を娶れないと訴えますが、義姉は頑として譲らず、自分と同じように気の強い雨柔の説得も聞き入れようとしないのでした。
包拯の想いを知った端午は、良家出身で教養のある雨柔のほうが包拯の妻にふさわしいと考えます。
雨柔の父の尹殿は包拯に、娘はわがままだ…お前を責めはせぬ。娘にに戻るよう説得してくれと言います。
包拯は、雨柔殿との結婚を認めてください。雨柔殿を妻にしたい。
私たちは惹かれあっています。私が貧しい家の出身で色が黒いから反対なさるので?と聞きます。
尹殿はそれもあると答えます。
包拯は、雨柔殿はお渡しできませんと言います。
尹殿は、お前たちの結婚は周りに災いをもたらすのだぞ!お前は国の
重臣と皇太后を敵に回したのだ。このままで済むと思うか?いつか必ず仕返しされると忠告されます。
尹殿は、お前は怖いもの知らずゆえ 生き抜いてこられたが雨柔を娶れば私と姻戚関係を結ぶことになる。どうなるか考えたことがあるか?唯一の弟を失った皇太后は お前に対して怒りを押し殺している。劉復の許嫁を娶れば職権を乱用したと思われ両家の一族が巻き込まれる!お前の軽挙で 義姉上や甥を死なせていいのか?雨柔のことが好きなら離れていろ。決して近づくな。ここでの話は内密にと立ち去ります。
一方、端午は手作りの花嫁衣装を雨柔に贈り、三黒兄さんが幸せになれば私も福にあやかれると自分から身を引きます。
義姉は雨柔に、お父上は高官でしょ。三黒は目をつぶれない性格よ。身内にも容赦ないわ。そんな子が あなたの家族と うまくいけると思う?と聞きます。
雨柔は、でも私たちは想い合っていますと答えます。
義姉は、好きになるのと 相手と釣り合うことは同じではないのよと反対します。
帰宅した包拯は義姉に、やはり私は端午を娶る。雨柔に断りを…と告げます。
義姉は、出て行ったわ…と雨柔からの文を渡されます。
包拯は雨柔を追いかけますが追いつかないのでした。
〝三黒 悲しまないで…身を引くわ。端午はいい子よ。あなたに ふさわしい。大切にして。私は大丈夫よ 心配いらない。来世では絶対に妹を娶らせない。約束するわ〟と文に書かれていました。
数年後 端県
災民を城内に入れるように命じた包拯は、朝廷に食糧を出してもらおうと考えます。
そんな中、災民が店で食料を強奪していますと伝えられます。
豪商の息子が誘拐され、百両と交換だと恐喝され、犯人は包拯だと
疑い怒鳴り込んできます。
包拯は、我々が捜すのでご自宅で待機を。その代わり米を貸してくださいと言います。
再度 文が届き〝人質は銀子と引き換えだ〟と書いてあるのでした。
つづく
開封府~北宋を包む青い天 あらすじ16話
(感想)
やっぱり包拯は端午と結婚してよかったと思う。
雨柔の性格では包拯が振り回されそうだったもの…
端午は包拯や義姉に従順なんだよね~~🤗