開封府~北宋を包む青い天 あらすじ18話
「必然の再会」
仁宗(益児)と青女は、一座の看板演目で、琴を弾いていたのは幼い頃、一緒に育った周児だと気付き涙を流します。
仁宗は皇太后に、この者は周児といい、私の幼い頃の遊び相手で師でもあります。どうか昔の恩に免じてお許しくださいと跪き、宮中で周児と語り合いたいと頼み込みます。
周児を皇宮に連れてきた仁宗は、昔のように〝益児〟と呼ぶように言い、なぜ都の一座にいる?おじい様は?と尋ねます。
周児は、数年前 病で亡くなったわ。一座の座長が祖父と旧友だったから一緒に都へ来たのよと答えます。
しかし、この再会は皇太后の策略で、張徳林の娘と王延齢の孫娘のどちらも望まないため、陛下の願いを成就させてあげたいという思惑があったのでした。
周児と再会したことがうれしくて眠れない陛下に張子栄は、初めて皇宮を出て再会するなど偶然すぎませんか?皇太后が再会するように仕組んだのではないかと忠告します。
青女は周児に、ここは皇宮なのよ。思ったままを口にしてはダメ。
詮索しすぎると身を滅ぼすわと忠告します。
周児は、二人とも宮中で楽しく暮らしていたの?と尋ねます。
青女は、ここにきてから最も目にしたものは死体よ…周りの人が次々と死んでいったわ…私たちの〝父さん〟を覚えてる?益児の侍衛よ。
夜は生きていたに翌朝には姿が消えたわ…今日まで生きていられるだけでも幸運よ…と話します。
周児は、でも益児は皇帝なのに?と問います。
青女は、皇帝といってもお飾りだわ。自分の意志さえ持てない皇帝よと答えます。
一方、端県では、仁宗の生母だと訴える李太妃を自分の屋敷にかくまっていました。
李太妃は包拯に、いつ母だと名乗れるの?と詰め寄ります。
包拯は、焦らずに時機を待つのです。陛下には まだ何の権限もありません。皇太后様より政を返され真の皇帝となった時こそ名乗れるのです。分かりますね?と説得します。
周児への想いが更に強まった仁宋は、王延齢の孫娘でも張徳林の娘でもなく、好きなのは周児です。周児を娶りたいと皇太后に伝えます。
つづく
開封府~北宋を包む青い天 あらすじ18話
(感想)
陛下は周児を皇后にしたいと思っているけど、無理よね~~
包拯は自分の皮膚が黒いことでバケモノ扱いされてきたことで
自分の子にはそんな思いをさせたくないと子供を作らないんだね💦