開封府~北宋を包む青い天あらすじ26話
「鼠と猫」
子栄は仁宗に、周児と偽りの夫婦になり、時期が来たら仁宗に返すと
話します。
仁宗は、他に打つ手はない…と承諾します。
子栄は皇太后に、周児さんを娶らせてくださいと許しを得ようとします。
皇太后は、お父上の許しは?と尋ねます。
子栄は、皇太后様に従いますと答えます。
皇太后は、私には後悔していることが2つあるの。お父上に後宮を家だと思わせたこと。そして後宮がそなたの家になったことよと冷ややかに言います。
皇太后は周児を呼び、なぜ子栄は そなたを娶ると?陛下の指示?と尋ねます。
周児は、いいえ…私が頼んだのです。どうせ嫁ぐなら子栄様がよいだけです。陛下は無関係ですと答えます。
皇太后は、陛下も関与しているはずよ。まるで猫を弄ぶ鼠のようにね。鼠が楽しむにつれ猫も興味をそそられる。私とて同じ。鼠を捕まえる喜びを味わいたいわと言います。
そして豪華な嫁入り道具を用意し、明日には親戚の家へ輿入れするよう周児に命じます。
一方、禁軍に拉致されている王守忠は、夏統領にはわたしをころせません。禁軍が手引きしたことが判明すれば私の証言が必要になるでしょうと脅します。
その夜、周児は仁宗に、早く力をつけて立派な皇帝になってと手を離し去ります。
周児を別の者に嫁がせたくない仁宗は、周児に戻れと叫びます。
仁宗は青女の協力してもらい周児と子栄が淫行を働いたように見せかけます。
激怒した皇太后は2人に厳しい罰を与えようとしたため、仁宗は2人の淫行が計略だったことを明かしてしまいます。
仁宗は皇太后に、望みをかなえてやってください…と告げます。
皇太后は、遠縁の親戚とは誰のことだか分かる?この世で親戚はその者の一族だけ…つまり子栄の家よ…明日 この2人を送り出すつもりだったわ。それなのに待てなかったなんて…これ以上 どう大目に見ろと?と問いかけます。
仁宗は、我々の負けだ…完全に罠に はめられた…と愕然とします。
一方、王延齢は火事で重傷を負った孫娘の侍医に、孫娘の命は助かるのか?元の容貌には?と尋ねます。
言いにくそうにしている侍医に王延齢は、絶望的だと?と聞きます。
侍医は、黙ってうなずきます。
王延齢は、孫娘の命を助けてくれて感謝すると頭を下げ、孫娘を見舞います。
家に帰らせてくださいとせがむ霊児に王延齢は、侍医が処方した薬を泣きながら飲ませます。
王延齢は皇太后に、私が苦しみから解放してやりました。まだ子供なのに いわれなき罰を受けました…家に連れて帰りますと抱きかかえ
たちさります。
包拯は仁宗に、先帝がお話になった宋員外(実力者)のお話をご記憶ですか?あの話には続きがあります。正気を失った女子の話です。あのあと宋家で衝撃的な事件が起き宋員外は幼い息子を残し病死してしまいました。家業や息子当時の正妻に託したのです。生母を知らなかった息子は、ある日 屋敷から出てきた錯乱した女に出くわしました。それを見た息子は女に いたく同情し屋敷の外へ逃がしてやったのですと話します。
仁宗は、なぜそれを知っている?女はどこに?と問います。
包拯は、最近 ある女が私を訪ねてきました。〝宋員外の家の者だ〟
と…彼女は正気です。ずっと錯乱したふりをしていましたと話します。
仁宗は、なぜだ?何のために?と問います。
包拯は、生きるためです!と答えます。
仁宗は、今どこにいる?と聞きます。
包拯は、安全な場所ですと答えます。
包拯は、信じてもらうために申します。火の手は朝廷にまで回っている。郭隗が死に王守忠は行方知れず。王延齢の孫娘も。早く真相を解明しなければ大混乱に陥りますと警告します。
仁宗は、、解明した方が災いとなるやも…と答えます。
つづく
開封府~北宋を包む青い天あらすじ26話
(感想)
王延齢の14歳の孫娘が火事で全身 大やけどを負って
王延齢は死なせてやった時、可哀想で涙が…😭😭😭