瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ11話
「だまし合い」
御花園を散策していた皇后と愉貴人は、愛犬を連れた高貴妃一行と鉢合わせし
犬が苦手な愉貴人は先に失礼しますとその場を立ち去ろうとしますが
高貴妃は、待ちなさい!私を見るなり慌てて引き返すの?虎のように襲いかかるとでも思ったの?と難癖をつけ、わざと犬を愉貴人の方にいかせます。
富察皇后に追い払うように指示された瓔珞は、犬を蹴り追い払います。
犬の腹に痣ができたと知った高貴妃は、奴婢の分際で私の
雪球(せっきゅう)を足蹴りにするとは 命をもって償いなさい!と言います。
高貴妃様のために蹴ったまでですと答える瓔珞に高貴妃は、おだまりなさい!大切な犬に傷つけた上言い逃れをする気?と怒ります。
愉貴人は陛下のお子を宿された身です。万が一 貴妃様の愛犬が傷つければ貴妃様が皇子を傷つけたと噂が立つかもしれませんと答える瓔珞に高貴妃は、バカな!と鼻で笑います。
噂は侮れません。流言を広める者は多いのです。言われない噂から貴妃様の名声を守るため 言うことを聞かない犬を蹴ったまでです。乱暴でしたが 全ては貴妃様を思えばこそですと言います。
その後高貴妃は犬をけしかけた嘉嬪の頬を叩き、愉貴人が皇子を産むのを恐れよくも不埒なことを!と腹を立てます。
嘉嬪は、ただ皇子の誕生を恐れるのは貴妃様のためなのです。
貴妃様は愉貴人の宿敵ですから…今 愉貴人をたたかねば将来
禍根を残します。雪球は きっかけに過ぎません。成り行きをご覧に…信じてくださいと訴えます。
一方、瓔珞は皇后からの真珠粉を愉貴人に届けると、侍女の芳草(ほうそう)の手が目につきます。
その手は?と聞く瓔珞に芳草は、調合する時に真珠粉が手についたのと言います。
瓔珞は芳草の腕をつかみ、愉貴人にその手を見せ、真珠粉の色は純白のはず。芳草の爪に詰まった粉は黄色く全く違う物ですと言うと
愉貴人は真珠粉で作った薬を瓔珞に渡します。
光っているのでこれは偽物ですと言う瓔珞に愉貴人は、真珠粉ならば光るはずがない…貝殻の粉だわ…と言います。
愉貴人が芳草を問い詰めると、それを認めるのでした。
しかし、瓔珞は、貝殻の粉で作った丸薬なら表面の色も黄色いはず、この丸薬は内側だけ光る…表面を白くし本物と区別できぬよう細工がされていると見抜きます。
追い詰められた芳草は、嘉嬪様から命じられ毒を混ぜたと白状します。
瓔珞は愉貴人に、嘉嬪様には2つの筋書きが…1つは内務府の
奴婢が銀子のために真珠粉をすり替えたこと。
2つ目は皇后様の陰謀だと罪をなすりつけることと暴きます。
愉貴人は、今すぐ皇后様に報告し嘉嬪に罰を!と立ち上がります。
瓔珞は、お待ちを!嘉嬪様の次の罠に落ちぬよう この裏切り者は手元に残し 毒を服用しているフリを続けてください。
半月後 嘉嬪様に追加の貝殻の粉を届けてもらうように芳草に
言わせて嘉嬪を油断させようと愉貴人に助言するのでした。
そんなある日、長春宮には福建から貢ぎ物の茘枝(れいし)が運び込まれ、皇后は貴重な果実を振る舞おうと、乾隆帝と妃嬪を招いた茶会を開きます。
茘枝の世話は瓔珞に任せられることになり、先輩侍女の明玉は
面白くないのでした。
茶会の日、瓔珞は芳草が嘉嬪の侍女から貝殻の粉を受け取ることになっていたため、それを暴くために、茘枝の持ち場から離れてしまっていました。
そのことに気づいた瓔珞は走り始めます。
つづく
瓔珞(エイラクあらすじ11話
(感想)
金策に困った嫻妃(かんひ)は、今まで困窮し情けをかけてきた妃賓たちに救いを求めますが断られちゃうの😭😭
そこに、純妃が銀子を持ってきて、私が助けて差し上げますと
言うんだけど、
これはどう言う意味?と問う嫻妃に純妃は、ご心配なく
私は高貴妃とは違い 嫻妃様を貶めたりしませんと答えると、
嫻妃は、この銀子を受け取れば私は皇后様の側についてしまう…と言います。
純妃は、寛大な皇后様につくことを なぜ ためらうのです?と尋ねると、
嫻妃は、一旦 争い事の渦に巻き込まれれば 真偽を見失い深みに はまったあげついには他人を傷つけてしまう。決して争いには加担せず己の承乾宮を守ると入内した日に誓った…
銀子は貸してほしい。いつか2倍に…いえ3倍にして返すわと
言いますが、
純妃は、貸すのは銀子ではない…情なのです…それがお嫌なら
失礼しますと銀子を持って帰ります。
嫻妃は信念を変えないし、純妃は柔らかな笑みを浮かべながら
情だと言うし… なんだか めんどくさい2人だわ