瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ66話
「二重の暗殺劇」
皇后から小言を言われた乾隆帝は瓔珞に、そなただけならともかく、子は3人とも奔放に育ち後宮の子供に羨まれている。そなたように型破りな母がいれば勝手ができるのにと…と言います。
瓔珞は、昭華も昭瑜も陛下の娘ですよ。陛下の駒として異民族や臣下と政略結婚する運命です。今は楽しく過ごさせたい!
間違ってますか?と言います。
乾隆帝は、娘2人はいいとして永琰(えいえん)はどうなのだ。皇子は卯の刻から申の刻まで文武を学ぶのが清朝の習い。
永琰は朕の息子だぞ。なぜ学業を疎かにさせる?と聞きます。
瓔珞は、私の息子でもありますから思うように育てますと答えます。
乾隆帝は、この減らず口めと呆れます。
寝台の上にいる瓔珞は隣の乾隆帝を足で押し、布団の取り合いになり2人は子供のように口喧嘩をします。
瓔珞は乾隆帝の腰を揉みながら、永琰は体が弱く常に薬を飲んで育ったんです。可哀想でした…有用な人物になるかどうかはどうでもいいこと。健康でさえあれば他には何も望みません。
永琰は陛下の息子の中で1番 優秀ではありませんが1番元気に楽しく暮らさせてあげたい…私の望みですと言います。
乾隆帝は、庶民のそなたには、分からぬのだ…富豪の放蕩息子と違って皇子の素行は史書に記される。末代までの恥だ…永琰の優秀な素質を潰さないでくれ。そなたは親として息子の出世を願わぬのか?と聞きます。
瓔珞は、陛下は第五皇子に目をかけておいでですよね?それに皇子たちの中で永琪が1番優秀なことは誰もが認めるでしょう。だから永琰には楽しい子供時代を送らせてくださいと話します。
乾隆帝は、野心のない奴め…言葉を変えれば臆病者だと言います。
瓔珞は、誰が皇太子に選ばれようと私は構いません。陛下がいつまでも元気でいてくだされば私たち母子も安泰でいられますから…と話すのでした。
そんな中、第四皇子は優秀な第五皇子が乾隆帝のお気に入りであるのを妬み、銃の演習で恥をかかせようと側近の太監を使って第五皇子愛用の銃に細工をさせます。
演習当日、第五皇子は乾隆帝と傅恒の見ている前で銃の事故に遭い脚に障がいが残るほどの重傷を負ってしまうのでした。
瓔珞は傅恒に、事故と思う?と問います。今日の演習も周到に準備していたのよ。付け焼き刃ではなく半年前から練習を始めていたと話します。
傅恒は、半年も?新たに銃を借りたのは半年使ってきた銃に問題があったからか?と疑惑を持ちます。
瓔珞がは第五皇子の見舞うと張院判に、お湯と手巾を用意させて。それから煎じ薬と新しい寝巻きもお願いと頼みます。
張院判が立ち去ると瓔珞は第五皇子に、起きてるの?と声をかけます。
第五皇子は、さすが令義母上ですねと目を開けます。
なぜ寝たふりを?と問う瓔珞に第五皇子は、分かるでしょう?
私の妃らがひと泣きしたら、陛下の妃嬪らが来て嘆く始末…私が起きたら皆が 負けじと泣き叫びます。寝台が吹き飛ぶかねません。令義母上は泣かないと信じていますと答えます。
瓔珞は、永琪…許してね…と言います。
これは事故ですよと答える第五皇子に瓔珞は、事故じゃないわ。何者かが…と言いかけると
第五皇子は、言ったでしょう?これは事故です。もうここまでにと言います。
瓔珞は、分かっているの?あなたの脚は二度と…と言いかけると
第五皇子は、誰に言われなくとも分かっています。元には戻れないのですねと答えます。
瓔珞は、犯人を捜し出すわと言います。
第五皇子は、連中が狙ったのは脚ではなく 私に対する父上のご寵愛です。障がいが残れば帝位は継げない。清の品格を損なう真似は父上もなさらないはず。人の道を犯してまで皇位を狙うのは誰のためと?追及すれば兄弟らにも累が及ぶでしょう…
真っ直ぐな人間になれと実の母は言いました。でも こうして寝台で動けずにいると心に浮かぶのは悪意ばかりです。でも犯人捜しはしたくありません。父上に私以外の息子まで失わせたくありませんと涙を流すのでした。
その後、第四皇子が太監を武備庫に入らせていた記録から第四皇子が第五皇子を暗殺しようとしたのではと疑いがかかります。
第四皇子は乾隆帝に、私が壊させたのは古い銃ですが、第五皇子が演習で使ったのは、新しい銃で私は無関係です。これは
義母上の陰謀です!と訴えます。
皇后は、バカな!私に我が子同然に育てられたのに罪を逃れるため濡れ衣を着せるとは あんまりですと言います。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ66話
(感想)
袁春望の策略にはまってしまった第四皇子。
皇后は袁春望と珍児の仕業だと気がつきながら、追及しなかったよね。
皇太子争いは誰が勝つのかしら🥺