瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ16話
「堕ちた妃」
嘉貴人は、息子を嫻妃から取り戻す企みが乾隆帝に露呈し、
答応 金氏に降格され北三所へ送られるのでした。
そこに現れた嫻妃は、見苦しいわよ。悪いのはあなたよ。こんな母親は子を巻き添えにする。だから陛下は皇子を私に託したの。もう悪だくみなどしないでと忠告します。
金氏は、私だって嫌よ!皇后が私の敵?愉貴人に深い恨みがあると?違うわ…代わりに動いただけよ…と言います。
嫻妃は、自ら高貴妃につき喜んで策を講じておいて 責任を転嫁するの?と聞きます。
金氏は、貴妃?嫁いだ頃の彼女は たかが侍女よ。私より低い身分だった…でもすぐに父親が朝廷で力を得て先帝が側福晋に引き上げたわ。陛下が即位すると一躍 貴妃となった…
でも私は…寵愛も得られず 後ろ盾もない…やっと第四皇子を産んでも嬪位止まりだったわ…貴妃の力を頼らずして我が身を守れる?息子だって守れない!と泣きます。
嫻妃は、そんな話を聞くために訪れたのではないわ!怡親王が陛下に密告したのは高貴妃の策?と尋ねます。
金氏は、今となっては隠す必要もないわね…そうよ。高貴妃の差し金で怡親王は密告したのと明かします。
嫻妃は、私の家族の没落は高貴妃のせい?と聞きます。
金氏は高笑いし、違うわ。まるで分かってない 嫻妃の実家の没落はすべてあなたのせいよ。高潔さを気取り貴妃の誘いを拒んだわね。己の流儀にこだわり嘆願もしなかった…その冷酷さに母親は自害した!この紫禁城で自業自得だわ。犬にも劣る暮らしをしてると蔑みます。
嫻妃は金氏を殺害し、自分を追い詰めた者たちへの復讐を誓うのでした。
一方、皇后は毎晩 極度の寒気に襲われるようになり、純妃を
連日 長春宮へ呼んで部屋にこもるようになります。
それを知った高貴妃は、皇后と純妃が ただならぬ仲だという噂を宮中に流します。
そして乾隆帝に女子同士の情愛の演目を見せるよう仕組みます。
演目の説明を聞いた乾隆帝はすぐさま長春宮へと向かいます。
瓔珞は太監たちが話しているのを聞いて、すぐさま長春宮に走り出しわざと乾隆帝に水を掛けます。
乾隆帝は純妃と皇后がいる部屋にいきなり入ると、絵を描くだけなのになぜとを締め切ると聞きます。
純妃は、実は陛下の誕辰の贈り物を考えていたのですと答えます。
皇后は、二月後は万寿節ですから陛下を驚かせたくて 密かに相談していました。そして私が悩んでいると純妃が山水画を描いてはと提案してくれたのです。ただ何枚も失敗して恥ずかしい思いですと話します。
純妃は、皇后様の衣に不注意で墨をこぼしましたと言います。
乾隆帝は、皇后も秘密にしすぎだぞ。どんな贈り物であっても朕はうれしく思うと答えます。
皇后は乾隆帝の衣がなぜ濡れているのが聞きます。
乾隆帝は、そなたがひいきする女官だと言います。
乾隆帝は皇后に、あの女官は朕にわざとぶつかった。つまり
あの小娘は美貌を利用して朕に取り入ろうとしていると言います。
皇后は笑いを堪え、〝取り入る″?瓔珞はそんな女子ではありませんと答えます。
乾隆帝は、厳しく管理するのだと忠告します。
その後、皇后と純妃は瓔珞を呼び、何も知らなかったのに なぜ注意を促したの?と尋ねます。
瓔珞は、中で何が行われているかは分かりません。ただ戸を閉めていたのは誰にも知られたくないからです。ゆえに必死で注意を促しましたと答えます。
皇后は、何も知らないのに守ってくれたの?と問います。
瓔珞は、字や人の道を教えてくださる皇后様は誰より心優しいお方です。皇后様に何か事情があるのなら私の務めは秘密を守ることだけですと答えます。
その言葉を聞いた皇后は、第二皇子を産んだ後体内に寒気が広がり、毎晩痛みで寝つくこともできない。だから純妃に相談し鍼灸を施しているの。周囲には伏せていたのに宮中に知れた…
今日治療の場を見られていたら一体 どうなっていたか…皇宮の女子は子で価値も変わる。寒気に犯されてる女子が子を授かると思う?地位も危ういわ。だから太医院に頼むことはやめて
純妃に相談したのと打ち明け、今日からあなたと爾晴で私と
長春宮を支えてねというのでした。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ16話
(感想)
姉の復讐になると 恐ろしく冷酷になる瓔珞だけれど、
自分を可愛がってくれる皇后には 誠心誠意尽くすんだね😅