瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ28話

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瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ28話
「辛者庫の夜」
皇后は乾隆帝に、瓔珞は私の希望なのです…瓔珞の生き方が羨ましい…と言います。
それを聞いた乾隆帝は厳しい表情で、よいか 皇后は国の母だ。それが女官を羨ましいと?何を考えている…と聞きます。
皇后は、覚えていますか?婚礼を終えて孝敬憲皇后様にご挨拶に伺った時のことを…皇太后様がまだ熹妃であられた頃のことです。後宮の全権は皇后様が握っておいででした…
その時、私が陛下よりも多く言葉を発したから「女則」を100回写しなさいと罰せられたのです…
朕より多く?と驚く乾隆帝に皇后は、妻は本来…言葉を控えるべきもの。夫のひと言に対し妻が二言 話せば それは過ちです…と話します。
朕には理解できぬ…と言う乾隆帝に皇后は、忘れもしません…
孝敬憲皇后様の謚号(しごう)の冊には〝性は穏やかにして寛容 教えと分を守り 女子が見習うべき手本であった”と書かれていました。皇后様はそれほど女徳を守られた方です…
福晋が親王よりも多くを語ることをよしとするでしょうか?
親王より自由に振る舞って許されますか?殿方から見れば愚かです。でも女子には徳なのです。何事も夫を1番の大事と考え
夫を敬う…夫の考えを自分の考えとする…それが世の女子の徳なら国の母である私が守るのは当然のこと…わずかな落ち度でも紫禁城中が私のことを…いいえ清の国中が私を非難するでしょう。孝敬憲皇后様が私の不徳を非難されたように…と話します。
乾隆帝は、朕はそう思わぬ…そなた以上の皇后はこの世におらぬぞと言います。
皇后は、でも 陛下 私は私自身ではなくなりました…嫁いだ あの日から富察容音は消えたのです…私は女子の徳に縛られております…何をするにも完璧な皇后であらねばならない…人には寛容で品位を保ち 慎み深い それでこそ皇后なのです。私だけでなく 紫禁城全体が規則で縛られています…少しの過ちも許されない…でも瓔珞は違います。特別ですと話します。
乾隆帝は、決まりに従わ図爾丹分をわきまえぬだけだと言います。
皇后は、それでも…あの子は自分自身です。魏瓔珞は他の何者でもありません。生き生きとしてわがままで闘うことを恐れない。他の者のように傀儡になろうとはしない。陛下…私は自分を捨てたことで今の私になりました…だから瓔珞を守るのは なくした私を守るのと同じ…わたしの思いは伝わりましたか?と涙を流します。
乾隆帝は、だから…朕からも守る…そう申すか?と聞きます。
皇后は黙って頭を縦に振り、そうです。このとおりです。今回だけはわがままを お許しくださいと瓔珞の許しを請います。
 
乾隆帝は長春宮から出てくると、朕は真の皇后を今まで知らなかった…とつぶやきます。
李太監は乾隆帝に、辛者庫(しんじゃこでの仕事は厳しく瓔珞には耐えられぬかと…と進言します。
乾隆帝は、耐えられぬ?ならば朕に泣いてわびるだろう。一滴でも涙を流せば皇后の言葉も開かぶりだと分かると言います。
明玉は海蘭察に、瓔珞が辛者庫に入れられるの…生きて帰れない…富察侍衛ならとりなせるでしょ?と助けを求めます。
長春宮から瓔珞がいなくなったと聞いた高貴妃と舒貴人は長春宮に入りやすくなったと含み笑いをしていました。
辛者庫に行った瓔珞は、肥桶を洗う仕事を命じられます。
そこで瓔珞は錦繍(きんしゅう)に罵られると、あんたがここに入った理由を覚えているわね?覚えているなら警告の手間が省けたわと言います。
傅恒は、辛者庫にいる瓔珞の腕をつかみ、陛下に結婚の許しをもらうと連れて行こうとします。
瓔珞は、行かないわ。陛下に言われたの…あなたに近づいたら私を殺すと…あなたのために命は捨てられないと言います。
私が守ると言う傅恒に瓔珞は、それで?お怒りを買って処罰される気?私は罪人の妻になる気はないからと突き放します。
傅恒は、とげのある言葉も私を諦めさせるためだろう?君の言葉をよく考えたら分かる。恩人である皇后様の弟と富察家を
巻き込まぬための嘘だ。だから君は私を避けてきた。だが 君の善意に私は傷ついている。私がそれほど気概のない男だと思うのか?と聞きます。
瓔珞は、あなたは名門の家柄で優秀な青年だし、御前侍衛だから前途洋々だわ。それを捨てないで…と言います.
立身出世が私の理想ではないと答える傅恒に瓔珞は、嘘です。あなたの部屋の机には たくさんの兵書が並んでいる。戦功を挙げ後世に名を残したい…そうでしょ?違う?と聞きます。
そうだ。だから?と聞く傅恒に瓔珞は、女子のために陛下を怒らせ重用される機会を失うの?生涯をただ無為に生きるつもり?と諭します。
傅恒は、君に聞きたい…君は恩知らずか?先に近づいたのは君なのに…今になって諦めろと?私が君が尽くした情をどうやって返す気だ?返せなしない。一生かけて返せと説得します。
瓔珞は、これまでの情に報いろと言うのね?いいわ…と言うと
ボタンを外し衣を脱ぎ 受けた情を返すわ…どうぞと言います。
傅恒は、女官が操を失えば どうなると思う?私が常に君子だと思っているのか?覚えておけ 君子と言えども男だと言って
瓔珞の肩をつかむのでした。
  つづく
瓔珞(えいらく)あらすじ28話
(感想)
瓔珞は皇后の希望で羨ましかったんだ〜✨✨
誰が見ても、美しくて 温厚で 優しくて、乾隆帝の寵愛を受けている皇后が羨ましいと思うけど
皇后として紫禁城での生活はストレスだらけで心身的に
疲れるんだろうね‼️

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