瓔珞(エイラク)〜逆襲に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ35話
「縁談の波紋」
純妃は富察傅恒を呼び出すと、なぜ璽晴と?と聞きます。
陛下の命ですと答える傅恒に純妃は、違うわ!瓔珞を救い彼女の罪をすすぐためでしょう?辛者庫の女のためにそこまでするの?と詰め寄ります。
私事ですから お構いなくと立ち去ろうとする傅恒に純妃は、覚えてないの?と聞きます。
何のことですか?と尋ねる傅恒に純妃は、私はあなたの姉上と親友同士だった…以前はよく富察府に遊びに行ったわ…と言います。
姉は友人が多く覚えていません…と答える傅恒に純妃は、
嘘よ…私が贈った房を身につけているくせにと言います。
傅恒は、姉からでは?と房をむしり取り純妃に返すと、他に用がなければこれで失礼しますと出ていきます。
純妃は10年間 傅恒を想い続けていたのに、彼は自分のことさえも覚えていなかったことに衝撃を受け 傷つくのでした。
侍女から、傅恒殿のような薄情者はお忘れください。あなた様はもう妃嬪の身。陛下のご寵愛を得て地位を固めるのです。これまで ご寵愛を避け皇后様を守ってこられて何か得られましたか?今も傅恒殿は つれないまま…これ以上傷つかないよう終わりにしましょうと忠言します。
傷心の純妃の所に嫻貴妃が劉女官を連れてやってきます。
劉女官は、純妃の命で瓔珞を陥れました。本当ですと言います。
嫻貴妃は純妃に、あなたの言い分は?と問います。
濡れ衣ですと答える純妃に嫻貴妃は、あなたの人柄はよく分かっているわ。これ以上 虚言は許さない!舌をお切り!とその場で厳罰に処すのでした。
純妃は、嫻貴妃は変わったわ…嫻妃の時とは別人だわ…嫻貴妃はお見通しだわ…と怯えます。
そんなある日、富察皇后が昏睡状態から目覚めますが脚が動かないでした。
皇后は傅恒を呼び、血迷ったの?と叱ります。
傅恒は、縁談を受けなければ瓔珞は救えません…と答えます。
皇后は瓔珞ならば死さえ恐れないわ…分かっていて?縁談を受けた あなたを瓔珞は決して許さない…本当にこのまま別々に生きるつもり?あなたと瓔珞が不幸になるだけじゃない。
璽晴まで…不幸にするのよ…どんな代償を支払っても 陛下に撤回していただかなければ…と心配します。
傅恒は、すでに勅旨が下り璽晴も皇宮を出たのです。もう後戻りはできません。撤回を願い出れば富察家の名声は地に落ち
璽晴も世間に顔向けできなくなります…璽晴は私のために承諾したのです…と答えます。
皇后は、少なくともあなたと瓔珞は幸せになれる…そう思っていたわ…なのに…なぜこんなことにと嘆きます。
皇后は乾隆帝に、傅恒の縁談を撤回していただけませんか?と懇願します。
できぬと答える乾隆帝に皇后は、できぬと仰せなら…もう何も申せません…と言います。
乾隆帝は、朕には分からぬ。璽晴は美しく礼もわきまえた女子で祖父は刑部尚書だ。上三旗に昇格させ身分も傅恒に十分 釣り合うようにした。皆が喜んでいるのに何が気に入らぬのだ?と聞きます。
皇后は、皆が喜んでいる?本当に…そうお考えですか?と問います。
当然だと答える乾隆帝に皇后は、陛下は国の主です。陛下の言葉に逆らえる者などいません。長年 お仕えしてきた陛下に
あえて伺いたいことがあります…なぜ傅恒と瓔珞の仲を引き裂くのですか?と尋ねます。
乾隆帝は、釣りわぬと言ったはずと立ち上がります。
皇后は、傅恒自身が釣り合いなど気にせぬのに なぜ こだわるのです?と尋ねます。
乾隆帝は、妻は重要だ。朕は傅恒に大きな期待を寄せている。
油断のならぬ女を妻にさせられるか。皆 傅恒のためだ。悪い女に騙されれば一生を棒に振ると答えます。
皇后は笑い、陛下の私情のためでは?陛下は瓔珞を…お気に召した…妃としたいのです…と陛下の気持ちを読み取ります。
乾隆帝は笑い、昏睡していたせいで頭が混乱したのか?それは朕の私情ではなく そなたの妄想だ!と立ち去ろうとします。
皇后は、お願いでございます。傅恒は決して瓔珞を忘れられません!姉ゆえ分かります。他に女子はいくらでもいるではありませんか!どうか想いを遂げさせてやってくださいと懇願します。
しかし、乾隆帝は出ていくのでした。
皇后は、傅恒は私の大切な弟よ…あの2人には幸せになってほしかった…と泣き崩れます。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ35話
(感想)
皇后は乾隆帝自身が気がついていない、瓔珞に対しての
想いを見抜いていたなんて…
瓔珞が富察皇后を慕う気持ち、私もよく分かる。
本当に神々しいし、美形で声も素敵✨✨
傷心の純妃に近づく嫻貴妃の狙いは何かしら❓
ますます面白くなってきて目が離せないわ