瓔珞((エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ50話

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瓔珞((エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ50話

「無実か無能か」

乾隆帝は落馬事件に純貴妃が関わっていることを突き止めます。

乾隆帝は純貴妃に、令妃の馬に小細工が…朕が思うに皇后は

国母だから令妃が寵愛を得ようと地位は揺らがぬ。他の妃嬪たちも悪事を働く度胸はなかろう…では誰の仕業か…と問い詰めます。

純貴妃は、私をお疑いですか?私は王府の頃から陛下にお仕えし琴棋書画に親しんで参りました。私の望みはささやかな愛だけです。そんな私をお疑いになるのですか?と否定します。

乾隆帝は、令妃の入内前 そなたは寵妃だった。だが令妃に寵愛を奪われた。違うか?と冷たい視線を向けます。

純貴妃は、私が寵妃だった頃は妃嬪を公平に扱うよう よく陛下を諫めておりました。後宮の和を保つためです。それなのに令妃は陛下を独り占めにし頑として譲りません。私が諭しても聞く耳を持たずあからさまに自慢する。だから誰かに嫉妬され狙われたのでしょう。天に誓って私は無関係ですと答えます。

乾隆帝は、足るを知らねばすべてを失うぞ。事を起こす前に第六皇子のことを考えろ。しっかり心に刻み込めと警告します。

かえって疑惑を深めてしまった純貴妃は、実際に関与した愉妃に、私は直接関わってない。調べられて困るのは第五皇子のほうよと脅します。

愉妃は延禧宮に行き、魏瓔珞 あなたは恩人よ。傷つけたくないと言います。

瓔珞は、でも純貴妃の手下となり私の排除をもくろんでいると

答えます。

愉妃は、この紫禁城では純貴妃に頼るしか生きる術はない。仕方がないの…と言い訳します。

瓔珞は、知ってる?純貴妃は第七皇子を殺した真犯人よ!富察皇后様を死に追いやったのよと明かします。

愉妃は、知らないわ。知りたくもない。私は非力だけど生き抜いて永琪を守ってやりたいだけ。他のことは知らないと純貴妃に味方し、この件は水に流して…このままいけば純貴妃は私に罪を着せる…富察皇后様の死因も落馬の件も追及しないで。もう過ぎたことでしょう。過去にこだわらず純貴妃と仲良くして。子を何人か産めば誰も盾つかなくなるわと諌めようとします。

瓔珞は、私が手を引けば純貴妃は二度と誰も狙わない?と問います。

愉妃はそうよ保証する。手を引いてくれるなら私が制止するわと答えます。

瓔珞は、考えさせて…愉妃 あなたはそれでいいの?と問います。

愉妃は、卑怯者呼ばわりされてもいい。敵に仕えようと後悔しないわ。あなたもいつか母親になるでしょう…子供を持ったら

今の私の気持ちが理解できるはずよと言って立ち去ります。

一方、皇后の父・那爾布(ナルブ)の不正を訴える奏状が届き、乾隆帝は激怒します。

お父上が投獄されたと伝えられた嫻皇后はすぐに乾隆帝に会いに行き、父に罪はありません。父は20年来 地位も名誉も求めたことがありません。陛下や民の要望に応えてきただけです。

そんな者が救済米をくすねると思いますか?どうか もっとよく調べていただけませんかと訴えます。

実際に不正は各所で行われていて那爾布は無実だったと分かります。

皇太后は乾隆帝に、126カ所も粥の配給所を作ったのに那爾布の所だけ問題が起きた。あの者は民の暴動を制止するどころか激化させてしまったわ。那爾布は無能だと言います。

乾隆帝は、母上は那爾布を処刑すべきだと?と聞きます。

皇太后は、殺さずして民の怒りを静められるの?と返します。

乾隆帝は、母上は日頃 念仏を唱え慈悲深くあられる

女官や太監のことも軽々しく罰しない。忠臣を殺すなど持ってのほかでは?しかも那爾布の罪は濡れ衣ですよ。教えていただけませんか?と尋ねます。

皇太后は、那爾布を生かすなら さらなる調査が必要よ。

多くのも者に影響するわ。そなたの皇叔や兄弟もそうだし 官吏は数千人に上る。救済米は彼らの手を渡る間に あちこちで砂のように漏れた。だから残りが少ないのと説明します。

乾隆帝は、母上 各層で搾取した結果が今日の有様なら関係者全員が責め負うべきですと言います。

皇太后は、弘暦や…座りなさい。確かにあの者たちは万死に値する。でも考えてみて…全員を一度に殺せやしない。蔓を少しずつたぐり寄せないと…性急なやり方はいけない。焦らず少しずつ動くべきよ。そうしないと皇族全体を敵に回してしまう。先帝を思い返してごらん。兄弟が皇族を抱き込んで反発していたから、政策を推し進めるのにとても苦労したわ。十三弟を除いて味方は1人もおらず民にまで冷酷だとそしられた。だから粛清で取り締まったの。そなたは先帝の功績を踏み台にして

〝寛容な皇帝”という名声を得た。今さら臣下を恐れさせ孤立無援になってもいいの?と諫められます。

乾隆帝は、母上…皇族や官吏たちをかばい無実の者を殺すと言うのですか?と聞きます。

皇太后は、那爾布は無実ではなく無能だと言ったでしょう。

人は皆 自分の見聞きしたものを信じる。理解できることしか理解しない。彼らにとって那爾布は不正官吏よ。首をはねること以上に簡単な解決策がある?と聞きます。

乾隆帝は、那爾布は皇后の家族ですと言います。

皇太后は、もし赤の他人ならば命だけは助けても良かった。

たまたま皇后の家族だから殺さねばならないの。それでこそ民に信じてもらえると言います。  

乾隆帝は、そんなことをすれば朝廷の気風が乱れ、私欲をむさぼる輩がはこびるだけです。清のためを思っての助言でしょうが軽率には決められませんと答え立ち去ります。

翌朝、一晩中ひざまずいていた皇后に乾隆帝は、一晩中跪くなど朕を脅しておるのか?と聞きます。

 つづく

瓔珞(エイラク)あらすじ50話

(感想)

乾隆帝は皇后の父である那爾布の無実を知り 助けてやりたいと一晩中悩んだんだよね… でも国のことを考えるとそれはできないと決断したのかもしれないね😭

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