ファイは妓楼にいるイヌを訪ね、ジュウォンのことで話があると言います。
イヌは、お前は間者ではないのか?それを信じろと?と聞きます。
ファイは、信じる以外に方法が?私の無実を証明すればジュウォン校理を
救えます。手を貸してくださいと言います。
一方、光海君はジュウォンの尋問を自ら行うと決断します。
光海君は牢にいるジュウォンに、察しの通りそなたを救う気はない。
明日の尋問は私が行う。手加減する気は全くないと言います。
ジュウォンは、王様 火器都をお守りください。この国に己を守る力をつけろと
いう志をお忘れなく 王様と告げます。
光海君は、〝王様〟か…やっと私を〝王〟と呼んだな…それも私に見捨てられた時に…
なぜ倭国の者を逃した。そのような真似をしても命が縮まるだけなのにと聞きます。
ジュウォンは、最後の希望だったからです。王様と共に見た夢。その夢を
果たすための最後の希望ですと答えます。
一方、ファイはイヌと共に、火器都監の硫黄長のヨンブと煙硝長のボンスに、
ジュウォン校理を助けるために力を貸してほしいと頼みに行きます。
ファイは封鎖中の火器都監に侵入し、有毒な煙が出た原因は突き止めに行き、
たき口に青い炎を見たというヨンブの言葉を思い出し、硫黄と石炭に火をつけると
青い炎を確認します。
ファイはイヌに、事故ではありません!誰かの落ち度でもない!何者かが硫黄と
石炭を一緒に燃やしたのです。原因はたき口です!硫黄と石炭を燃やすと有害な
煙が出ます。鉱山で聞いたことがあり、何者かが意図的に人を殺そうとしたんですと話します。
しかし、ファイは、硫黄は溶けてしまい灰も残らないために痕跡をとどめないために
証拠が残らない。だから証明できないと悔しくて涙を浮かべます。
イヌは、ジュウォンをすくえないのか?と聞きます。
ファイは、いいえ!諦めません…助けに行くと約束したのです。今度は私が
ジュウォン校理を助けます…必ずと告げます。
一方、ジュウォンは父のホン・ヨンに、厳しい拷問にかけられますが、
火器都監を守るために、光海君に自分を処刑して騒動を終わらせてほしいと告げます。
つづく
(感想)
イヌって頼り甲斐があるよね〜
ファイは、今度は私がジュウォンを助けに行くと宣言した時、
ゾクゾクしたわ(*^^*)