瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ37話

NO IMAGE


瓔珞(エイラク)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ37話
「懐かしき長春宮」
女官に綺麗な衣を着せられた瓔珞は、乾隆帝の前で焦って着替えようとしますが、我に帰り、本来の衣はすっかり濡れているのです。着直しては お目汚しに…と着替えるのをやめます。
こちらへ…と言う乾隆帝に瓔珞は、恐る恐る近づきます。
乾隆帝は瓔珞の手を取ると、皇后に言われた。朕はそなたを気に召したと…と言います。
瓔珞は、ご冗談を…後宮には美女が大勢います。私は粗野で礼儀作法も知りません。お目汚しですと答えます。
乾隆帝は笑いながら、考えてみると後宮には百花が咲き乱れている。しとやかな美女は見飽きた…そなたような野花に興味を引かれると言います。
瓔珞は、陛下…私は…と言葉をつまらせます。
乾隆帝は、どうした?嫌なのか?と聞きます。
瓔珞は、私はただ皇后様にお仕えしたいだけ…陛下 一時の感情で皇后様を傷つけませぬよう。それに陛下は懐の広いお方です。それから…勅命を出せば天下の美女たちを召せます。お好みに合わせて選び放題。私に無理強いする必要などないはずでは?と言葉を選びながら断ります。
乾隆帝は、どうやら本当に嫌なようだと機嫌が悪くなります。
瓔珞は、後退りながら、雀は鳳凰には混ざりません。分不相応ですと言います。
乾隆帝は、無理強いするのは初めてだと言って瓔珞を羽交い締めにします。
瓔珞は笑いながら、実を言うと 先ほどの言葉は本心ではありません。ずっと陛下とむつみたかったのです。ただ後宮には美女が多い。出自が卑しい私が陛下に近づく機会はない。だからわざと挑発しました。陛下の注意を引くためです。やっと私を見初めてくださいました。とても幸せです。陛下に喜んで仕えます…でも…私は底辺の側室は嫌です。私を貴人に!と言います。
乾隆帝は、そなたは考えが深い。朕をずっと待っていたのだな…と言います。
瓔珞は、望みをかなえてくださいと無邪気そうに言います。
乾隆帝は手を振り解き、腹黒い女め!寵は与えぬと言います。
瓔珞は、私が悪かったですとうれしそうにうそ泣きし立ち去ります。
ついに長春宮に戻ることを許された魏瓔珞は、失意の底にある皇后を励まします。
ある日、純妃が懐妊したことを知った明玉は、鍾粋宮へ続々と贈り物が届いていると伝えます。
皇后は、めでたいわ。贈り物を選び純妃に届けましょうと言います。
明玉は、私は行かない。純妃様は懇意だったのに懐妊を皇后様に隠しました。あんまりです。喜びこそすれ嫉妬はしない皇后様を純妃様は薄情にも見限ったようですねとおこります。
その時、長春宮に来ていた純妃は明玉の話しを聞いていましたが、何事もなかったように挨拶するのでした。
皇后は、魏瓔珞と明玉の支えにより、歩けるまでに回復します。
寵愛を得て得意満面の純妃を見ても嫻貴妃は、妃嬪は数多いわ。誰が寵愛され誰が皇子を産むかは運次第…だと感心なさそうに侍女に言います。
後宮の管理を任されている嫻貴妃は、袁春望を劉管事の元で
宮中の仕事を学びなさいと命じます。
一方、皇后の見舞いに来た富察傅恒は結婚後も魏瓔珞への未練を断てずにいました。
しかし、瓔珞は何事もなかったように今まで通りに接するのでした。
皇后は傅恒に、最近 璽晴が度々 私の元に来て不満を漏らすの…政務も大事だけど家庭を疎かにしないで…報われぬ想いは断ち切らねばならないわ。瓔珞は断ち切った…あなたはどう?女子よりも未練がましいの?と諭します。
富察傅恒は、璽晴を大切にしますと誓うのでした。
そんな中、明玉は瓔珞に、悲しくないの?と心配します。
瓔珞は、皇后様の脚が治り最高の気分よ。何を悲しむの?と聞きます。
明玉は、富察侍衛に会い 心を痛めたかと…と言います。
瓔珞は、都に被災民が都に押し寄せた。被災民は汁物1杯のため奴婢になってた。生きるためにはどんなことも譲歩しなきゃ…つまり私のような出自の者が恋に悩む余裕はない。忙しいものとふざけます。
その頃、富察家の屋敷では、爾晴が傅恒の書房に入って行くと、掃除の少年以外誰も立ち入れぬ決まりなのに、青蓮という少女が寝床を片付けていました。
青蓮はとっさに寝床に落ちていた香り袋を隠します。
それを見とがめた璽晴は青蓮の両手の爪を剥ぎ、熱い鉄棒で撃ち続けます。
傅恒が戻ってくると、書房で精錬が殺されそうだと聞かされ
駆けつけます。
傅恒は璽晴にまだ騒ぐ気か!と怒ります。
璽晴は、結婚して1年なのに あなたは毎晩書房で寝ているわ。あの女が理由ね。見たのよ…精錬が寝床を整えていたわ。
若い娘をはべらせ読書とは風流だこと!私は寂しく独り寝よ。
あんまりだわ…と訴えます。
傅恒は、それは違う。戸部に配属されて以来諸事に忙殺されていた。君に冷たかったが 青蓮は無関係だと言います。
璽晴は、私の部屋を訪れてくれる日を待ち続けてきたわ!私を一生守ると約束したはずよ。この嘘つきと泣きます。
傅恒は、理性を失っている。冷静になってから話そうというと
立ち去ります。
傅恒は、青蓮を心配し、医者に治療を続けさせろと命じ、
璽晴が正気とは思えぬ行動をとったことをあきれます。
その時、青蓮が傅恒に香り袋を手渡すのでした。
  つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ37話
(感想)
乾隆帝は瓔珞を気に入ってることに気がついて、
寵を与えようとするの。
宮中の今までの女たちは、自分の意のままだった乾隆帝は
本当に嫌がる瓔珞に、無理強いするのは初めてだと
言い始める。
それを聞いて瓔珞は、本当は陛下とむつみあいたかったと 
とっさに嘘をつき、難を逃れるところはさすがですよね〜

瓔珞(エイラク)カテゴリの最新記事