瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ56話
「乳母の文」
裏切りを暴かれた袁春望は瓔珞に、先に裏切ったのはお前のほうだ。私ではない〝円明園でずっと一緒にいる″その誓いが私にとってどれほど大切だったか分かるか?決して許しはしない
復讐だと告げます。
いつ皇后様の配下に?と問う瓔珞に袁春望は、紫禁城に戻ると決意した日に皇后様にお会いしたと答えます。
瓔珞は、実の兄と思っていた人に手をかまれたわけね…あなたらしいわと言います。
袁春望はお互い様だと答えます。
瓔珞は皇后に、彼にどんな餌を?と聞きます。
皇后は、総管としての腕を見込んだのよ。今日より呉書来の代わりになってもらうわと答えます。
瓔珞は、呉総管は宮仕え30年で今の地位にある。袁春望では資質が明らかに劣りますと言います。
皇后は、広儲司と円明園での働きは見事だったわ…それに令妃も覚えているでしょう?呉書来が避妊薬の秘密を暴露したのよ。陛下は呉書来を見るたびに不快になるわ。だから代わりの者に私の補佐をしてもらう。袁春望こそ1番適任よと言います。
瓔珞は、結局 私は皇后様のために邪魔者を除いたのですね…と利用されていたことを悟ります。
皇后は、疲れたでしょう…戻って休んでと言います。
瓔珞は、皇后様の狙いがどうであれ 私は復讐を果たしました。もはや悔いも未練もありません。今後は皇后様のご健康と、ご安泰をお祈りしますとひざまずくと立ち去ります。
そして延禧宮が冷遇されて二月、皇后の次に寵妃となった舒嬪は遭遇した明玉に難癖をつけ顔に傷をつけ、さらに足でてを踏みつけるのでした。
そこに海蘭察が通りかかって明玉を助けてやります。
瓔珞は小全子から、舒嬪からひどい仕打ちを受けたようだと伝えられます。
そんな中、乾隆帝に〝延禧宮″は禁句となっていました。
一方、瓔珞は寵愛を失っても明玉が虐げられないよう皇太后の歓心を買い舒嬪に対抗します。
そんな中、和親王は母の遺品を整理中に温淑夫人(陛下の乳母)が臨終前に残した直筆の文を見つけたと乾隆帝に見せます。
その文には〝第四皇子の生母は嘉興の銭氏。ニオフル氏(皇太后)が殺して皇子を奪ったのです″と書いてあり乾隆帝は、ふざけておると声を荒げます。
乾隆帝は皇太后の元に行き、乳母が亡くなる前 朕に文を残しました…母上 お聞かせください。朕の生母はあなたですか?銭氏ですか?朕の生母が漢族ならなせあなたはずっと生母の座に?と問います。
皇太后は、荒唐無稽な噂を信じないで。皇室の系譜までも でっち上げだと言うの?と聞きます。
乾隆帝は、系譜も詔も後々 書き換えられます。真相は闇の中…よって朕が答えを求めるしかない。どうか正直に告白をと迫ります。
皇太后は、そなたの生母は確かに嘉興の銭氏よと明かします。
乾隆帝は、なぜ長年 誰も朕には秘密に?と問います。
皇太后は、当時 銭氏は雍親王府の一介の奴婢に過ぎなかったわ。でも当時の親王は病を患った時銭氏が必死に看病してね。
親王は感激し銭氏を側室に昇格させたわ。だけど…そなたの運勢があまりによすぎたの。五福を得て生まれながらに富貴。
父 親王を至高の王座へ押し上げる それほどの非凡な運命よ。卑しい出自の漢族の女子に育てられる?占い師によれば
もし銭氏が養育すれば そなたの運の妨げになる。だから生まれてすぐ私のもとで息子として育てたのよと打ち明けます。
では銭氏は?と聞く乾隆帝に皇太后は、そなたを産んでから体を壊し数年後に精気が尽きるように息絶えたわ。臨終の際は私の手を握り目をつぶろうとしなかったと話します。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ56話
(感想)
乾隆帝の生母は皇太后ではなかったなんて‼️
皇帝自身が知らない秘密だったのね😱
それにしても皇后は腹黒いわ😤