瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ47話
「雪解け」
杖刑80回に処された小全子(しょうぜんし)は延禧宮に戻り令嬪の瓔珞に、私は他に行き場がありません…令嬪様 純貴妃様を欺き、嘉嬪様を裏切った私は活路などどこにも見つかりません…令嬪様が冷宮送りになっても務めを全うしますと告げます。
瓔珞は、随分 遠慮のない言い方をするけど 度胸を買うわと言います。
明玉は、お前のような裏切り者は令嬪様は必要としない。今すぐ出ておいき!と突き放します。
小全子は、過ちを認めます。ですが この紫禁城では裏切りは
よくあることです。このたびの件で私の命運を握る令嬪様を裏切りません。私を残してくだされば令嬪様の忠犬となり 延禧宮のために忠誠を誓いますと懇願します。
瓔珞は、でも今や延禧宮に門番は必要じゃないの…と言います。
小全子は、陛下は思い違いをしているのです。いつか誤解が解け 返り咲く時がきます。諦めないでくださいと励まします。
明玉は、なぜ陛下は無実の瓔珞を冷遇するの!と怒ります。
瓔珞は、それは傅恒との過去のせいよ。傅恒が戦地から戻ってきたから…陛下は傅恒を見るたびに私との過去を思い出す…
つらくて心がうずくんだわ…天下を治める陛下は多忙だから
妃嬪は ただ伽をするだけの存在なの。見た目がよく従順で
政務の疲れを癒せればご満足なのよ…だからこの後宮には美しく しとやかで気高い花々が咲き乱れている。でも時が過ぎれば美しい花も ただ違う花としか感じられなくなるの。私が嫌いなら陛下は来ないだけ…と平然と話します。
そんな中、純貴妃が延禧宮を訪ねてきて、あなたの刺繍を皇太后様に届けたら いたく喜ばれてね 観音の刺繍絵を刺して欲しいと言われたのと言います。
明玉は、令嬪様は手を痛めていて細かい刺繍はできません。
観音の図柄は無理かとと代わりに答えます。
瓔珞は、力を尽くすと約束します。
海蘭察と傅恒はそれぞれが小全子を使って、炭や松柏香、鍋料理を陰で瓔珞や明玉を助けていました。
1ヶ月後、皇太后は純貴妃に観音の刺繍絵を贈られ、乾隆帝にも見せます。
素晴らしい出来に、乾隆帝は観音の髪が本物に見える。もしや人の髪では?と聞きます。
さらに、これは血の跡では?と聞きます。
皇太后は、臨機応変な女官ね。会ってみたいわと言います。
しかし、純貴妃は瓔珞が刺した刺繍だということを隠し通します。
乾隆帝は瓔珞が刺繍したものではないかと察します。
その後、瓔珞は観音の次はお経を刺繍しろと嫌がらせを受けます。
乾隆帝は傅恒に、瓔珞を大切にしてくださいと頼むのでした。
冬支度もされていない延禧宮で、寒さに震え、古傷の痛みに耐えながら次の作品に取り組む瓔珞を盗み見た乾隆帝の心は、少しずつ変化していき、炭や瑠璃灯が延禧宮に届けられます。
半月後、お経を刺繍した作品が出来上がり、純貴妃は何かを企んでいました。
瓔珞は太監に扮して乾隆帝の元に行きます。
瓔珞は乾隆帝に、陛下は私が恋しくなかったですか?と抱きつきます。
乾隆帝は、なんだその格好は!みっともないぞと言うと、
瓔珞は、恋しくなかったので?では私は帰りますと戻ろうとします。
乾隆帝は瓔珞を引き寄せ、朕がその気になれば そなたは とうに死んでおる…と言います。
瓔珞は、陛下は嫉妬しているのです。陛下は狭量ですね。まだ気にしているのですか?確かに傅恒殿との婚儀を富察皇后様が望まれました。でも陛下が却下したのでは?と茶目っ気いっぱいに甘えます。
乾隆帝は、それは傅恒の幸せのためで…と言い訳します。
瓔珞は、わざと私の婚儀を邪魔したのではなく 嫉妬から私を冷遇したのでもない。偉大なる陛下はお心が広く私情は挟まないと嫌味を言います。
瓔珞は、陛下…過去は過去 今は今とお考えくださいませ。陛下の女子となった以上は決して裏切りませんと見つめます。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ47話
(感想)
小悪魔的な瓔珞✨✨
男心をくすぐる技を持ってるね〜🥰🥰
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