瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ63話
「水桶の中身」
瓔珞は延禧宮に軟禁され水も粥も与えられず衰弱しきっていました。
順嬪はそんな瓔珞に、すべてはあなたを助けるためなのよと言います。
こんなに衰弱させて…何を助けたの?と聞く瓔珞に順妃は、
紫禁城で得られる富や名誉ははかないものよ。陛下の寵愛もなしに気の強いあなたが生き抜いていける?傅恒殿に恩返しをする。彼がいなければ私は崖下に落ちていた…あんな若くて優しい端正な顔立ちの殿方は女にとって理想の夫よ。彼の想い人があなただと気づくまではねと言います。
過去のことよと言う瓔珞に順妃は、彼は今でもあなたを愛していると言います。
瓔珞は、明玉を死なせたのも恩返しのためだったと言うの?
笑わせないで!と苦しそうに咳をします。
順妃は、何度も言ったはず。明玉は自害したと。恩義に縛られていないで自分を優先したら?誰かが あなたの名をかたり陛下に梔子の花を届けようとしていた…心当たりは?と問います。
皇后ね…と答える瓔珞に順妃は、そのとおり皇后よ。今逃げないと紫禁城で命を落とすわ。協力する。傅恒殿と遥か遠くまで逃げて…と唆します。
順嬪は傅恒にも、水しか与えられていない瓔珞を救うには紫禁城から逃げるしかないと警備が手薄になる日を教えます。
その後、順妃は乾隆帝にさりげなく傅恒と瓔珞の駆け落ちのことを密告します。
当日の朝、乾隆帝は城門の封鎖を命じ、玉泉山へ水汲みに行く荷車を取り押さえるのでした。
順妃は計画どおり水桶の中には魏瓔珞が隠れていると思い、
乾隆帝に、2人の命はお助けにと心にもない言葉をかけます。
そして水桶から小全子が現れ、主の命で桶の中に隠れていました。令妃様を陥れようと企む者が宮中にいるそうです。その者をおびき出すためだとか…と話します。
令妃を呼べと命じた乾隆帝に令妃は、ここにいますと現れます。
どういうことだ?と聞く乾隆帝に瓔珞は、順妃は私に駆け落ちを勧め、現場を押さえようとしましたと答えます。
それでも順妃は稚拙な芝居を止めようとせずにいると、
傅恒がやってきて、私は順妃に令妃と駆け落ちせよと唆され
陛下に訴えるつもりでした。ですが証拠もなく寵妃を糾弾しても信用されません。よって応じるフリをしたのですと話します。
乾隆帝は李玉に海蘭察からの箱を持って来させると、順妃が傅恒を陥れた理由はこれだと見せます。
それは何ですか?と尋ねる傅恒に乾隆帝は、霍蘭部の残党を平らげたあと海蘭察に順妃の過去を調べさせた。愛必達(アイビダ)は長年失踪していた娘を見つけ入内させたと申しておったが、15歳で養父が取り持った相手に嫁いだ娘は入内を拒んでいたらしいと話します。
順妃は、最初から私をお疑いに?と聞きます。
乾隆帝は、瓔珞は感情に任せ人を傷つけたりせぬと言います。
乾隆帝は、順妃は婚歴があり、子まで産んでおると明かします。
順妃は、そうよ。婚歴があり子まで産んだ女子を入内させられました。死ぬつもりでいた私をなぜ助けたの!と傅恒にも開き直ります。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ63話
(感想)
やっぱり順妃は瓔珞と傅恒を陥れようとしていたのね😱😱
傅恒も瓔珞も、冷静沈着、頭がいいわ✨✨