瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ42話

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瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ42


「鳳凰と錦鯉」

瓔珞は明玉に、針を埋め込んだのは純貴妃ね?本当のことを教えてと言います。

明玉は、儲秀宮に移って数年 純貴妃様は優しかったわ…特に陛下の前ではね…でも先日見たの…当時熟火処の管事・王忠が玉壺とあいびきを…熟火処の太監が職務を怠ったせいで 第七皇子は亡くなった。でも王忠は当夜 非番で不問に付されたわ…太監と女官のあいびきは よくあるから気に留めなかった…だけど玉壺は私のことを貴妃様に報告したの。そして2人は

豹変した。火事の黒幕は…貴妃様やもと…と話します。

瓔珞は、あなたはまだ…殺されていない。突然死んだら あらぬ噂が立って陛下の疑いを招くからよ。でも秘密を握ってる…

だから貴妃様は あなたを円明園で殺す気だわ。どうして私に隠していたのと言います。

明玉は、言えないわ…無理よ…今や貴妃様は最も寵愛が深い妃嬪なの。証拠もなく訴えることなどできない。私だけでなく家族にまで累が及ぶわ…と力なく答えます。

瓔珞は、そのとおりね…軽挙は慎み一撃でしとめれば…と言いかけると、

明玉は、瓔珞 私たちの皇后様は もういないわ…過ちを犯しても誰も守ってくれない。貴妃様に歯向かうことなど無理よと

諭します。

衝撃的な事実を知った瓔珞は、必要なのは守ってくれる人よ…後ろ盾を見つけ皇后様の敵を討つと決意するのでした。

数日後、皇太后の誕辰を祝うため、乾隆帝や妃嬪たちが円明園に勢ぞろいします。

魏瓔珞は海蘭察(ハイランチャ)の手を借りつつ、皇太后のために、5色の珍しい鳥を放鳥します。

皇太后になんと言う鳥かと聞かれた瓔珞は、恐らくは…鳳凰かと…と皇太后様は誕辰で放鳥を行い人徳を示しました。天が感動したゆえ瑞祥が現れたのでしょうと答えます。

皇太后は、これほど興味深い現象は初めてよと喜びます。

瓔珞は、天が感動していれば瑞祥は再び現れるはずです。命を懸けて天意を測り瑞祥の真偽を調べますと言います。

そして、今度は錦鯉が〝寿”の字を描き出す瑞祥が現れるのでした。

皇太后は、長年 仏様に拝んできたかいがあったと大喜びし

瓔珞に、褒美に何がほしいか言いなさいと聞きます。

瓔珞は、紫禁城が恋しくて帰りたいと思っていますと答えます。

皇太后は、それだけなの?と聞きます。

瓔珞は、天を感動させた皇太后様にお仕えしたく存じますと言います。

ならぬと答える乾隆帝に皇太后は、聡明な女子よ 気に入ったわ。なぜ寿康宮に置いてはならぬの?と聞きます。

乾隆帝は、この者は言葉巧みで抜け目がありませんと反対します。

皇太后は、私に仕えるのよ。そなたには関係ない。口がうまければ皆を笑わせられる。近頃 退屈していたのと言います。

瓔珞は、皇太后様に感謝しますと言います。

乾隆帝は、朕は何も この者を嫌っているわけではなく 答応に封じるつもりでしたと言います。

これを聞いた妃嬪たちは衝撃を受けます。

乾隆帝は、この者は内務府の奴婢の家に生まれました。答応の位は十分すぎる誉れですと言います。

皇太后は、賢くて気が利く女子よ。誕辰を迎えた私を心を尽くし喜ばせてくれた。顔立ちも美しいわ。思うに…答応では位が低すぎる。貴人こそ ふさわしい位だわと笑顔で言います。

瓔珞は、心より感謝ますと跪き、もう一つ頼みごとがあると言います。

頼みごととは?と聞く皇太后に瓔珞は、純貴妃様 共に長春宮に仕えた明玉は私の親しい友です。どうか明玉をお与えくださいと頼みます。

しぶる純貴妃に乾隆帝は、たかが女官だ 譲ってやれと命じます。

瓔珞は、明玉を救って、皇后の敵を討つために、貴人になって紫禁城に戻ると言う目標は達成します。

袁春望は、なぜだ?生涯 共に円明園で過ごすと約束しただろ。なぜ弘曆の貴人に?と問います。

瓔珞は、成り上がりたいと言っていたでしょ。今後は2人共円明園で苦労せずに済む…紫禁城で栄華を極めましょう。皇太后様を喜ばせて貴人に封じられるとはね 予想外よと嘘を言います。

袁春望は、私をだませると思うな。弘曆はお前を警戒しており皇太后様に近づけたくない。だから自分の妃にすることで遠ざける正当な理由を作ったのだ!すべて計算のうちで、私が邪魔できぬよう雨漏りの修理をさせたのだろうと問い詰めます。

瓔珞は、ええ。わざとよ。女官で一生を終えたくないものと言います。

袁春望は、絶対に行かせないぞ!お前が誰に嫁ごうと構わない。反対はせぬ。それどころか嫁入り道具も揃えてやる。

だが弘曆だけはダメだ許さない!と興奮します。

なぜ?と聞く瓔珞に袁春望は、理由はない。とにかく駄目だ!と激しく反対します。

瓔珞は、私が貴人になればあなたにも有利よ。なぜ反対するのか教えてと聞きます。

袁春望は、頼むから貴人にはなるなと止めます。

瓔珞は、!勅命に背けると?と聞きます。

袁春望は、円明園では毎日新鮮な果物が運び込まれる。それを利用して逃げ出そう。無事に逃げられるなら それで十分だ。

他には何も望ま。共に逃げようと必死に止めるのでした。

瓔珞は、正気なの?と相手にせず荷物をまとめていると、

袁春望は、弘曆のもとに行くのは 私への裏切りだ。裏切り者は絶対に許さない…本気で私と袂を分かつと言うのか?問います。

瓔珞は、ごめんね…と答えます。

袁春望は、今日という日を忘れるな。裏切ったのはお前だ。今後 お前は輝かしい道を歩み、私は険しい道をいく。私たちの道が交わることはない…と告げると立ち去ります。

瓔珞は、なぜ陛下にそこまで敵意を持つの?と心の中でつぶやきます。

瓔珞はその夜、富察皇后の居所で乾隆帝の夜伽を仰せつかります。

瓔珞は、陛下にとって富察皇后様は過去の者。でも私の中では単なる主ではなく 恩師であり姉上でもあります。それゆえ

喪に服しているのです。喪が明ける前ゆえ夜伽は応じられませんと告げます。

ではなぜ来た?と問う乾隆帝に瓔珞は、陛下は私を欲深い女だと思っておられます。釈明はしません。いずれ真実が明らかになるでしょう。来た理由は…勅命に背けば死罪ゆえ…やむを得なかっただけ…罪に問いたいなら喜んで罰を受けましょうと答えます。

乾隆帝は、下がれと横をむきます。

明玉は瓔珞に、喪の衣を着て命懸けで夜伽を拒むなんて…本当に皇后様おもいだわ…あなたは立派よと褒めます。

瓔珞は、おバカさんね。亡き人への敬意は心に秘めるべきで

外見を取り繕って示すべきではない。貴人になっておいて純潔を貫こうなんてふざけているわ。でも今宵だけは伽を拒まねばならなかった…さもないと私は陛下に亡き主の居所で抱かれて喜ぶ恩知らずだと思われる…だからお怒りを買うとしても伽をしてはならなかったの。貴人になったのは始まりにすぎないと

話します。

明玉は、今の地位を築くため純貴妃様は何年も費やしたわと言います。

瓔珞は、私も気長にやると言います。

 つづく

瓔珞(エイラク)あらすじ42話

(感想)

瓔珞は本当に賢くて、情があって友達思い✨✨

でも、袁春望は瓔珞が弘曆の貴人になることが許せなくて

妹のように世話を焼いていたのに、恨みに変わって

しまったね💦

乾隆帝は海蘭察を呼び、どんな仕掛けで錦鯉に〝寿”の字を

作らせたのか聞いて、ずる賢い女子め…と忌々しく呟くの。

海蘭察は、陛下は皇太后様を喜ばせたい一心で誕辰の準備に

心を砕きました。瓔珞さんの目的も同じですと瓔珞をかばったら

乾隆帝は、覚えておけ あの者は魏貴人だ。呼び間違えるなと

わざわざ注意するの。

それは瓔珞の身分が変わったんだということだよね🤔

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