瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ45話
「梔子の花」
富察傅恒が大勝利し帰京すると、宮女たちの間で令嬪の瓔珞と
傅恒のうわさ話がささやかれ始めます。
様子が変だと言う明玉に瓔珞は、調べるように指示します。
謹慎が解けた嘉嬪や嫻皇后は、乾隆帝の猜疑心をあおり令嬪の瓔珞を遠ざけるようとします。
乾隆帝は嘉嬪に、世の女子は誰でも嫉妬するのか?と問います。
嘉嬪は、当然ですわ。好きなら嫉妬せずにはいられません。陛下を想うなら…と答えます。
乾隆帝は、では朕の渡りがなくとも平気なら?と問います。
嘉嬪は、その者の心の中に陛下はおりませんと答えます。
東安門内に新宅を建て傅恒に与える絵を描いていた乾隆帝に、
庭の命名が思い浮かばないと言われた嘉嬪は、玉京園はいかがでしょうか?と提案します。
玉京とは?と問う乾隆帝に嘉嬪は、くちなしを詠んだ詩を読み
傅恒殿は貴重な品種をあちこち探されるほど 梔子の花がお好きだとか…と話します。
乾隆帝は、出て行け!含みのある言葉で令嬪を中傷する気であろうと機嫌が悪くなります。
嘉嬪は、命を賭しても これだけは申し上げます。令嬪は不貞を働いております!と言います。
乾隆帝は、うせろ!と怒鳴ります。
その後、乾隆帝は皇后の元に行きますが、そこでも傅恒と令嬪の噂を知っていて、令嬪は富察皇后の腹心で傅恒殿とは深い関係だったのですから…と乾隆帝の猜疑心を仰ぎます。
乾隆帝は、今後 この話題を口にする者は何人も打ち殺す。話はそれだけだ。それ以外は皇后に任せると告げ立ち去ります。
一方、明玉は瓔珞に、あなたと傅恒殿の噂が宮中に流れてるわ。将来を誓い合ったあなたを傅恒殿は出世のために陛下に献上したとか。2人の仲はまだ続いてるとか まことしやかに語られてると伝えます。
そんな中、御花園で傅恒とばったり出会った瓔珞は、今 彼を
避けたらさらに噂が広まると考え、もう私に近寄らないでと心にないことを言って冷たく突き放します。
そこに、純貴妃に誘われて御花園にやってきた乾隆帝は、
2人の姿を目の当たりにして、その場を立ち去ります。
乾隆帝は嫉妬の炎を燃やし、肥桶の臭い消しに使うという理由で瓔珞が好きで集めた梔子を全部延禧宮から運び出させます。
瓔珞は明玉に、陛下は御花園にいたのかもね…これは警告ね…
と話します。
瓔珞が寵愛を受けたのもつかの間、乾隆帝の足は遠のいてしまいます。
そんなある日、明玉は延禧宮の宦官の盗みを見つけ、瓔珞の前に出します。
瓔珞は、出来心じゃないわ。延禧宮が没落したから盗品をお金に変えようとしたのよと言います。
どこに売ろうとしてたの?と問い詰められた宦官は、乾清宮や養心殿も含めて太監の盗みは日常茶飯事です。盗品を宮外に送る方法もあり、琉璃廠の馴染みの商人が買取を…命を助けてくだされば、今後 令嬪様のためならどんなことでもしますと
命乞いをします。
純妃は皇太后のために、江南の町を再現するのでした。
そこで酒を売っていた瓔珞を見つけた乾隆帝たちは、酒売り娘に扮した瓔珞が蘇州訛りで酒を売ります。
乾隆帝は酒代の代わりに玉佩を置いていきます。
その夜、乾隆帝は延禧宮に足を運びます。
瓔珞は乾隆帝の前で、嘉嬪と皇后の口真似をします。
乾隆帝は、今 話したようなことを確かに皆が言っていた…と苦笑いします。
乾隆帝は、なぜ傅恒と御花園で会っていた?と聞きます。
瓔珞は、顔を合わせて逃げ出せばまた中傷されます。〝令嬪は傅恒殿を見るなり逃げ出したわ やましいからよ″と口真似し、皆が言うから事実とは限りません。寵愛を賜るだけでなく私を信じていただけますか?でないと いくら私が強くとも
噂に潰されてしまいますと話します。
乾隆帝は、そなたは後宮で1番の策士だぞ。何度も謀られたと
言います。
瓔珞は、でも お好きに?と上目遣いに乾隆帝を見上げます。
乾隆帝は、そうだ こんな悪女を気に入ってしまったと認めるのでした。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ45話
(感想)
御花園で傅恒は瓔珞に、私にとって君は令嬪ではなく魏瓔珞だ。昔のままの 頑固で正義感に満ちた瓔珞だと告げるの。
瓔珞は冷たく突き放したけれど、延禧宮に戻ると梔子の花に水をこぼれるほど与えほど 心が乱れていたのよね😭
でも、復讐のため、妃嬪たちに邪魔されながらも乾隆帝の心を
取り戻したね🌟
男より女の方が 年下でもおとなだね😊