瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ54話
「悪妻の最期」
乾隆帝は、瓔珞から届けられた手作りの毛皮の帽子をうれしそうにかぶるのでした。
一方、明玉と珍珠は倒れた琥珀を延禧宮で介抱します。
瓔珞は、なぜ連れてきたの?辛者庫の者は辛者庫で介抱すべきだわ。ここで預かる理由がある?追い出して!と冷たく言い放ちます。
琥珀は、私は逃げてきたゆえ戻れば殺されてしまいます。
令妃様のお役に立つ秘密を知っています!お許しくださるなら包み隠さずお話ししますと懇願します。
琥珀は瓔珞に、富察皇后様がお亡くなりになった日、璽晴さんが富察皇后様に会いにきたのです…そしてお茶を届けた時 話を聞いてしまったのです。第二皇子の命日の日 陛下が酔いに任せて私にお手をつけ、身ごもったと泣いていましたと明かします。
話を聞いていた瓔珞と明玉は、衝撃を受けます。
瓔珞は、真の黒幕が璽晴だったとは…そして原因を作った乾隆帝に対しても憤り、強い恨みを持ちます。
親蚕礼が行われる日、瓔珞は璽晴を長春宮に連れて来させると、故人との再会は喜ばしいことなのに…あなたの表情は少しも うれしそうじゃないわと言います。
璽晴は、私を甘く見ないで。調子に乗ってると遠慮しないわよと警告します。
瓔珞は、皇后様は突然子を失い 絶望していた…どんなことがあっても 追い詰めてはいけなかった。あなたは長春宮で皇后様に可愛がられたうえに傅恒の妻にもなった…富察家には皇后様のご安泰が必要なのよ。なのになぜ あんなことを?と詰め寄ります。
璽晴は、なぜですって?私が何か企んだと?瓔珞…全ての原因はお前にあるのよ!お前が来るまでは 私が1番 大事にされていたのに…私は追いやられたわと言います。
瓔珞は、だから手を尽くして明玉と私を敵対させていたのね…
あなたが裏で糸を引いていたと暴きます。
明玉は、瓔珞を妬んでも皇后様のおかげで傅恒殿の妻になれたのよ!と怒ります。
璽晴は、妻の座は私が勝ち取った。傅恒に言ってやったわ…
陛下に瓔珞が殺されてもいいのかと!すべて自分で勝ち得たものよ。ひと言も皇后は口添えしてくれなかった!と叫びます。
瓔珞は、それでも望みはかなったはずよと言います。
璽晴は、あれで満足できると思う?傅恒にとって私は形だけの妻!冷たく私を遠ざけたわ。つらい思いをした挙げ句がみじめな このざまよ。だったら死ぬまで傅恒に苦しみを味わわせると言い放ちます。
皇后様は無関係だわと言う瓔珞に璽晴は、誰がそうさせたの?お前のせいよ。だから皇后にこう教えてあげたの。ご自分は皇子を失い 私は陛下の子を宿した。皇后にとっては慰めになったはずよと笑います。
明玉は、錯乱している…正気じゃないわ!と憤怒します。
璽晴は、そのとおりよ。紫禁城で6年間 過ごすうちに少しずつ錯乱したの!明玉 お前とは同じ包衣の出自でも格が違うのよ!私の祖父は大学士よ。身分違いのお前に私の気持ちが分かるわけがない!皇后は私よりもずっと令妃を寵愛した…お前などいなければよかったのに。お前が憎い!だから皇后をくるしめたの。皇后が苦しむほど痛快だったわ。お高くとまった主を
完膚なきまでに傷つけて最高の気分だったと嘲笑います。
単なる卑劣な言い訳ね。後宮では みんなつらい思いをしているの…誰もが苦しんでいるのよ。あなただけじゃない。自分の苦労を皇后様に押し付けるなんて…それは復讐?あなたは恩を仇で返したのよ。純貴妃よりも卑怯で不埒だわ。あなたは陛下との密事を皇后様に知らせ死に追いやったのよと言います。
璽晴は、だから?陛下の後ろ盾がある私に手が出せる?と聞きます。
瓔珞は、冷ややかに笑い、選びなさい。自害してと命じます。
そこに乾隆帝がやってくると、息絶えた璽晴を見て責めます。
瓔珞は、皇后様の命日に陛下との密事を包み隠さず打ち明けました。結果 皇后様は失意に打ちのめされのです。だから…
死んで当然ですと話します。
誤解するなと言う乾隆帝に瓔珞は、では真実をお話しくださいと言います。
乾隆帝がそれは…と言いかけた時、皇后がやってきて、令妃
あなたは何をしたの?と責めます。
乾隆帝は、一等忠勇公夫人は富察皇后を悼み悲しみのあまり
主を追ってこの世を去ったと言います。
皇后は、忠勇公夫人の遺体に何の痕跡も残らぬよう きれいにして。夫人は皇太后様に拝謁し親蚕礼に遅れたと対外的に説明します。そして輿で帰宅途中急病で亡くなったことにし、葬儀は7日後に行わせますと話します。
乾隆帝は、令妃は病気だ。しかも重病だ。急ぎ延禧宮に戻り侍医を呼んで治療せよと命じ立ち去ります。
瓔珞は、璽晴が陛下のお手つきだと言った時皇后様は顔色一つ変えませんでした…ご存じでしたねと言います。
皇后は、見て見ぬ振りをしているからこそ 後宮を生き抜き最後まで笑っていられる。あなたに警告するから よく覚えておきなさいと言います。
瓔珞は、琥珀を私の元によこしたのは皇后様ですね。琥珀が私に真実を話す前に皇后様は その事実を聞き出していた…私が璽晴を殺すことを見越したうえで。意図して琥珀を私の元によこされた…自ら手を汚さぬ企みは おみごとですと暴きます。
明玉は瓔珞に、私たちは はめられたの?と聞きます。
瓔珞は、璽晴を殺めたことを後悔してる?と問います。
いいえ…殺されて当然よと答える明玉に、瓔珞は、そこが皇后の巧妙なところよ。すべて お見通しだった…私が自ら罠に落ちるように…と話します。
つづく
瓔珞(エイラク)あらすじ54話
(感想)
本当の黒幕が皇后だったことに気がついた瓔珞と明玉…
富察皇后は死ぬ間際まで裏切られた人生だったのね😭
璽晴が亡くなって、傅恒の生活が穏やかになるよね✨
私も璽晴には腹が立っていたから スッキリしたわ🤗