瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ59話

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瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜あらすじ59

「妖魔か転生の公主か」

乾隆帝は円明園から戻った瓔珞を尋ねます。

血で写経をしている瓔珞に乾隆帝は、写経をやめよと命じます。

瓔珞は、命には従えません。80巻 完成させると皇太后様に約束したのですと答えます。

帰ろうとする乾隆帝に瓔珞は、約束を覚えておいでですか?

私を誰にもいじめさせぬと仰せでした今宵のお越しは後宮中が知っています。このまま帰られては立場がありません。この紫禁城に私の居場所はなくなりますと引き留めます。

乾隆帝は、今夜だけは ここに泊まる。体面のためだ。それ以外は期待するなと言います。  

瓔珞は乾隆帝の寝床に忍び込んでいき、拒絶する乾隆帝に、

お許しを死が怖かったから避妊薬を飲みました

分からぬと言う乾隆帝に瓔珞は、子を産むのは命がけの大仕事ですから。勝手だとは思いますが死が怖いのです私の母のように難産で命を落とすかもしれません。私には怖すぎて耐えられませんだから葉先生に薬を頼みました私には産む勇気がないのです。母になる準備ができていませんと打ち明けます。

なぜ今まで黙っていた?と聞く乾隆帝に瓔珞は、母の死を皆が褒め称えました。命をかけて子孫を残したと女子が生きる

意義は子を産むだけですか?本人に意義はないのですか?こんな話をすれば変わり者だと思いますよね?と聞きます。

乾隆帝は、分かった望まぬならば無理強いはせぬと答えます。

まだ怒ってますか?と聞く瓔珞に乾隆帝は、分かるだろう。朕が怒っているのは そのことだけではないと言います。

何をお怒りであれ すべては過ぎたことです。ご機嫌を直してくださいと言います。

翌朝目覚めた瓔珞は隣に寝ているはずの乾隆帝の姿がなく、

順嬪が待つ麗景軒で朝餉をとっていると知らされます。

皇后と妃嬪らは瓔珞を取り込んで団結し、寵愛を一身に集める順嬪を潰そうと企んでいました。

明玉は瓔珞に、まさか本当に協力するつもり?と問います。

瓔珞は、悪だくみの会に出たから?私の目的は連中の出方を知り ついでに順妃の本性を探ることよと答えます。

明玉は、でも一度 足を踏み入れたら戻れないかもと心配します。

後日、延禧宮に来ては瓔珞になれなれしく接してくる順嬪の真意をまだ量りかねていました。

そんな中、瓔珞は袁春望に、和安公主の命日の法要に必要な物はすべて慶嬪が手配してじきに内務府に届くわ。料理、お菓子、奶茶に酒、季節の果物まで指示通りにそろえて。経をあげる喇嘛(らま)はと言いかけると、

袁春望は、喇嘛を呼ぶのは皇帝と皇后の法要だ。それ以外の場合にそんな慣例はない。内務府が許しても御史から不満が出る。お前が非難の的にされるぞと忠告します。

瓔珞は、袁春望!なぜ私を名前で呼ぶの?あなたが裏切った日から もう私の兄ではない一介の奴婢よ。よく覚えておくのねと忠告します。

和安公主の命日の日、瓔珞は順妃の腕を掴み〝人助けよと言ってどこかへ連れて行くのでした。

皇太后の愛娘の法要が始まると、皇后らは順嬪の存在を始末しようとしますが、皇太后は順妃を連れて行きます。

皇太后は順妃に、そなたが生まれた日時は?と問います。

順妃は、915日 子の刻ですと答えます。

皇太后は、同じ日に生まれ、同じ傷を持つ順妃が娘の生まれ代わりではないかと思います。

乾隆帝は順妃を妖魔などではないと言うと、手を握り連れて行くのでした。

 つづく

瓔珞(エイラク)あらすじ59

(感想)

瓔珞は皇后が和安公主の法要の日に、順妃に手を下すと気がついて、

黙っていられなくて順妃を救うために、和安公主のことを教えたんじゃないかしら?

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